Viz Nowでクラウド化の壁を突破

Vizrtの新しい自動デプロイメントツールであるViz Nowは、クラウドベースのライブプロダクションのデプロイメント時間を数週間から数分にまで短縮します。

ノルウェー、ベルゲン-2022年10月18日 – Software-Defined Visual Storytelling Tools（#SDVS）のリーダーであるVizrtは、クラウドベースの放送ソリューションの展開につきものの複雑さと長いセットアップを解消し、クラウド上の本番ツールのデプロイを自動化するためのツールで、数々の賞を受賞しています「Viz Now」を本日初公開しました。

技術的なバックグラウンドを持たない制作スタッフは、ボタンをクリックするだけで、Viz Nowを使用することで、4Kスイッチング、放送品質のグラフィックス、スタジオオートメーション、リプレイ/スローモーション、専用オーディオミキシング、スポーツ分析、インカムなど、エンドツーエンドかつ完全に設定済みのライブプロダクションをクラウドで作成することができます。

“クラウドに正しく安全にツールを導入するためには、ITに多大な時間、労力、専門知識が必要となるため、多くのコンテンツ制作者は最初のハードルで挫折してしまいます。Viz Nowは、クラウドへの障壁を取り除き、誰でも簡単にテンプレート化され、設定済みのクラウドライブプロダクション環境を数分でデプロイ、アクセス、管理できるようにします。”

Ulrich Voigt,
VP Product Management,
Vizrt.

どこからでも、数分で導入・アクセス可能

直感的なユーザーインターフェースを提供するViz Nowでは、制作に必要なVizrtやサードパーティの放送ソフトウェアソリューションを簡単に選択でき、それらをお客様自身のAmazon Web Services（AWS）クラウドアカウントに15分以内に自動的にデプロイすることが可能です。

Viz Nowの導入後は、クリエイティブオペレーターがどこからでも安全かつ簡単に導入されたアプリケーションにアクセスできる直感的なポータルが提供されます。導入プロセスを自動化することで、ITエンジニアリングの時間を大幅に短縮し、セキュリティのベストプラクティスを保証します。

これにより、レガシー環境の老朽化や高価なメンテナンス、従来の生産環境を24時間365日稼働させることによる金銭的・環境的コストなどの心配がなく、常に新しいプロダクションシステムを保証することができます。

NDI^®でクラウドと地上をつなぐ

“クラウド上のライブ制作ツールの導入は、戦いの半分に過ぎません。NDI^®やNDI^® Bridgeなどの無償NDIツールを自動的に統合することで、Viz Nowはクラウドベースのライブプロダクションツールを、スタジオやオンロケーションにいるタレントやカメラに接続します。”

Jon Raidel,
Global Center of Excellence Lead for Live Productions,
Vizrt.

エンドツーエンドのライブプロダクション

Viz Nowは、導入プロセスを自動化することで時間とコストを大幅に削減できる一方で、より大きなもの、つまり、完全な制作の自由と柔軟性を実現するためにクラウド上で完全にエンドツーエンドのライブプロダクションを利用できるようにするシンプルなツールでもあります。

発売当初、Viz Nowは、4Kスイッチング用のViz Vectar Plus、放送品質のグラフィックス用のViz TrioとViz Engine、スタジオオートメーション用のViz Mosart、インカム用のTelos Infinity VIP、オーディオミキシング用のHarrison Mixbus VBM、リプレイとスローモーション用の3Play by Viz Now、スポーツ分析用のViz Liberoをサポートしています。

ライブプロダクション環境を完全にコントロール

Viz Nowは、Vizrtによってホストされ、メンテナンスされるSaaS（Software-as-a-Service）であり、お客様が選択したライブプロダクション・ツールをお客様のAWSアカウントに自動的にデプロイします。つまり、VizrtがViz Nowを管理し、お客様は導入された製品を運用・管理します。Vizrtのお客様は、Flexible AccessのサブスクリプションでViz Nowを無料で使用することができ、現在、Vizrt Live Production Solutionと選択したサードパーティ製品のAWSへの自動デプロイメントをサポートしています。今後のリリースでは、より多くのVizrtとサードパーティ製品がサポートされ、他のクラウドプロバイダーもサポートされる予定です。

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