Flying Lap Mediaが、Blackmagic Design製品を使用して、ロレックス・デイトナ24時間レースを撮影

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Flying Lap Mediaが、Blackmagic Design製品を使用して、ロレックス・デイトナ24時間レースを撮影

東京、日本 – 2023年3月13日 (月) – シネマトグラファーのクリス・オーテンバーガー(Chris Ortenburger)氏はレースに精通している。そもそも彼が撮影を始めたきっかけがレースなのである。「私は元レーサーで、かつてはドライバーとしてモータースポーツの頂点に立つことを夢見ていました。」オーテンバーガー氏は語る。「ドライバーである私がプロフェッショナルな映像を撮影できれば、マーケティングで有利になると考えていたので、当然、そのような映像を撮るための語彙や特性を習得することにしました。」

そのうち、他のドライバーから、レース中の彼らを撮影して欲しいという依頼が来るようになった。このような経緯でオーテンバーガー氏は新しいキャリアを開始した。

Flying Lap Mediaが、Blackmagic Design製品を使用して、ロレックス・デイトナ24時間レースを撮影

オーテンバーガー氏は、ドライバーとして自分自身の映像を撮影するところからスタートし、レース、車、アクションスポーツのフィールドへと展開していった。現在は自身の会社Flying Lap Mediaで、GTワールドチャレンジ・アメリカ、ファナテック、BMW ノースアメリカ、CrowdStrike Racing、国際モータースポーツ協会(IMSA)などのクライアントと仕事をしている。最近では、ロレックス・デイトナ24時間レースで撮影を行い、フロリダ州セントピーターズバーグで開催されるNTTインディカー・シリーズのシーズン開幕戦に向かった。

オーテンバーガー氏は、早いうちからBlackmagic Designカメラに注目していたという。「最初に使用したBlackmagicカメラは、Pocket Cinema Camera 4Kです。直ぐに、Blackmagic RAWフォーマットの虜になりました。ポスプロでデジタルファイルを調整できるのは、テレビゲームのチートコードのようだと思いました。」同氏は説明する。「小型のフォームファクターと価格帯は非常に魅力的で、手軽に試すことができました。これが、Blackmagicワークフローに踏み込むことになったきっかけです。もちろんこれにはResolveも含まれます。」

現在、Blackmagic Pocket Cinema Camera 6K Proデジタルフィルムカメラをメインカメラとして使用しているオーテンバーガー氏は、そのサイズと柔軟性を重宝しているという。「私の最終兵器は、Pocket 6K Proです。開閉式の大画面スクリーンとハンドヘルドの形状により、Pocket 6K Proは1回の撮影で複数の種類のコンテンツを撮影できる多目的ツールとなっています。好むか好まないかに関わらず、縦長の動画のニーズは続くでしょう。Pocket 6K Proでは、水平に撮影した後、すぐにカメラを回転させて縦長の映像を簡単に撮影することもできます。ネイティブのBlackmagic RAWフォーマットと内蔵のNDフィルターを使用すると、多種多様なコンテンツを作成するラン&ガンスタイルの撮影にもってこいの完璧なカメラとなります。」

Flying Lap Mediaが、Blackmagic Design製品を使用して、ロレックス・デイトナ24時間レースを撮影

常に新しいオプションを模索しているオーテンバーガー氏は、最近Blackmagic URSA Mini Pro 12Kデジタルフィルムカメラをテストし、大変気に入ったという。「これは本当にパワフルなカメラで、価格帯の割に評価が低いと思います。もちろん試しにフル解像度の12Kフッテージ(12288×6480)を撮影しましたが、非常に驚きでした。これほど高解像度の画像が、同市場の低解像度カメラと同じくらいの価格で手に入るということが信じられませんでした。また、URSA Mini Pro 12Kは、240fpsのフレームレートが得られる数少ないカメラのうちのひとつです。時速290キロ以上のレースカーをスローにできる性能は、ストーリー展開において非常に貴重ですね。」

オーテンバーガー氏は、Blackmagic Designカメラの他に、編集、グレーディング、VFX、オーディオプロダクション・ソフトウェアであるDaVinci Resolve Studioも導入。カラーコレクションだけでなくポストプロダクションのすべてをDaVinci Resolve Studioで行っている。「Resolveのことはずっと前から知っていましたが、使うことは避けていたんです。」同氏は続ける。「最終的に、他の編集アプリが最悪のタイミングでクラッシュし続けたため、思い切って習得することにしました。私は、Resolveはカラーグレーディングのツールであり、編集機能はわずかだと思っていたんです。ところが、実際はResolveは驚くほど高機能なノンリニアエディターであり、オーディオとモーショングラフィックスのツールも信じられないほどパワフルでした。もう過去は振り返らず、エンド・トゥ・エンドのソリューションとして毎日Resolveを使用しています。」

オーテンバーガー氏にとって、品質以外で最も重要なことは可搬性であった。「私の仕事の性質上、機材を持って移動することが多く、いつも飛行機に持ち込んでいます。そのため、毎回撮影に使用する機材を厳選せざるを得ません。機材が重要でないとは言いませんが、私にとって機材は、人々の一般的な思考やビジョンの増幅器に過ぎません。Pocket 4Kのようなシンプルな機材でさえ、真のパワーと価値を理解することは難しいのです。ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより、ストーリーテリングが大衆化し、すべてのコンテンツクリエイターに非常に強力なツールをもたらしました。私からのアドバイスは、これらのツールを正直に、賢く、そして心からの情熱を持って使うことです。結果は自然に付いてくることでしょう。」オーテンバーガー氏は最後こう結んだ。

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