東京、日本 - 2023年1月11日 (水) - Blackmagic Designはこの日、ユーチューバーのPhotoJosephが、編集、グレーディング、VFX、オーディオプロダクション・ソフトウェアであるDaVinci Resolve Studioを使用して、YouTubeチャンネル@PhotoJosephのコンテンツを作成していることを発表した。PhotoJosephは、Blackmagic CloudおよびBlackmagic Cloud Store Miniネットワークストレージ・ソリューションを使用して、世界中のエディターたちとリモート・コラボレーションを行い、映像制作や写真術のビデオを8万人の登録者たちに届けている。

PhotoJosephは、写真家や映像作家を目指す人たちのためのリソースとして、2016年にYouTubeチャンネルを開設。当初は週に5回のペースでライブ配信を行い、業界の技術やツールを紹介していたが、徐々にコンテンツを投稿前に編集するスタイルに変更していった。2021年には、すべてのポストプロダクション作業をDaVinci Resolve Studioで行うようになった。同チャンネルに投稿するビデオコンテンツに加え、PhotoJosephはライブ配信も定期的に行い、スタジオで新しいツールについて話したり、視聴者に向けたチュートリアルを行ったりしている。

最近、PhotoJosephはBlackmagic Cloud Store Miniを導入。成長を続けるチームに対応し、編集をアウトソーシングするためにBlackmagic Cloudのワークフローを標準化した。2人のアシスタントエディターがウクライナを拠点としており、新しく発足したスペイン語のチームはコロンビアにいるという事情もあり、PhotoJosephは、大容量のプロジェクトライブラリをリモートチームと共有し、コラボレーション作業する方法を模索していた。

「Cloud Store Miniのクリーンでシームレスなワークフローは素晴らしいですね。」とPhotoJoseph。「ラックでSmartView Duoを使用し、デスクでは別のモニターを使用して、HDMIモニタリング出力経由で、ストレージマップ、スピードグラフ、アクティブユーザーなどのCloud Store Miniのステータスをライブで確認しています。これらをリアルタイムで確認できるのは本当にクールな機能ですね。」

ビデオコンテンツ撮影用のマルチカムセットアップでは、PhotoJosephはATEM 2 M/E Production Studio 4Kライブプロダクションスイッチャーと、収録用の6台のHyperDeck Mini放送デッキを使用している。HyperDeck Miniで収録したフッテージを10Gネットワーク経由でCloud Store Miniに保存して、Blackmagic Proxy Generator Appでオリジナルのフッテージからプロキシを作成。プロキシは、自動的にDropboxに同期され、エディターたちは離れた場所からアクセスできる。

「またBlackmagic Cloudにより、住んでいる場所にかかわらず、才能あるスタッフをチームに採用できるようになりました。世界中どこからでも採用でき、最高のコラボレーションを実現できます。」

PhotoJosephは、最初はDaVinci Resolve Studioのカラーグレーディング機能に魅力を感じていたが、すぐにそれ以外のツールも使用するようになったという。「Fusion ページを使用して、タイトルのアニメーションやiOSスクリーンのタッチエフェクトなどの簡単なエフェクトを作成したり、時には自分の能力を超えるような合成も作成しています。Fairlightページは、会話のスイートニングや音のバランス調整で威力を発揮しますね。全体的に見て、DaVinci Resolve Studioは、より優れたルックおよびサウンドコンテンツを、作り上げることができる優れたソフトウェアです。」

PhotoJosephは将来を見据え、スペイン語バージョンの新しいYouTubeチャンネル、PhotoJoseph EspañolのセットアップにもBlackmagic Cloudのワークフローを採用している。リモートチームと共に、DaVinci Resolveでビデオの吹き替えやスペイン語の字幕、タイルやテキストのアップデートといった作業を既に開始している。

「Blackmagic製品を使用することで、これまでできなかったようなプロジェクトで、多くのことを実現できるようになりました。自分でも次はどのような作品ができるのか楽しみです！」PhotoJosephは最後こう結んだ。