TV 2 Denmarkと共同で、Haivisionの5Gライブ配信技術が、2022年のデンマーク議会選挙の低遅延・高品質ライブ中継を支えています。

カナダ・モントリオール - 2023年1月10日 - ミッションクリティカルなリアルタイムビデオネットワーキングとビジュアルコラボレーションソリューションの世界的リーディングプロバイダーであるHaivision Systems Inc. (TSX: HAI) は、2022年11月1日のデンマーク総選挙の中継でプライベート5Gネットワークによる超低遅延ライブビデオ配信を実現したことを本日発表します。

コペンハーゲンのデンマーク国会から選挙を生中継するデンマークの国営放送局であるTV 2は、公共ネットワーク接続の制限や、歴史あるクリスチャンボー宮殿内での放送運用の複雑さといった課題に直面していました。建物内の複数の部屋からライブ中継を行うには、従来のWiFiや公共の5G携帯電話ネットワークに頼ったり、ケーブルを使ったりすることは、帯域幅が限られ、レイテンシーが高く、信頼性が高くないということでした。これらの障害を克服するため、TV 2は建物の内外にNeutral Wirelessの非公共5Gスタンドアロン「ネットワーク・イン・ボックス」を導入しました。

TV 2は、10年にわたるHaivisionとの長年の良好な関係に基づき、パワフルで汎用性の高いHaivision Pro460モバイル送信機とHaivision StreamHubレシーバーおよびデコーダーを採用し、プライベート5Gネットワーク上で非常に低いレイテンシーで完璧なビデオ伝送を実現しています。ライブ映像は、Haivision Pro460モバイルトランスミッターを搭載した2台のテレビカメラで撮影され、5G経由でHaivision StreamHubレシーバーに送信されました。その後、ライブ映像はStreamHubでデコードされ、専用のファイバーネットワークを介してTV 2のコペンハーゲンの制作施設に配信されました。Haivisionの5G貢献技術により、最初のテストでは、国会議事堂から制作施設までのエンドツーエンドの遅延が100ミリ秒未満であることが実証されました。

TV 2 Denmarkのニュース技術責任者であるMorten Brandstrup氏は、こう話します『選挙中継は、結果にできるだけ忠実に、かつ確実にリアルタイムで中継することを目標としていたため、大成功を収めることができました。Haivisionのビデオトランスミッターは導入が簡単で、当社のプライベート5Gネットワークでシームレスに動作するため、信頼性や品質を損なうことなく低遅延伝送を実現することができました。』

Haivisionのエンジニアリング担当上級副社長であるRonan Poullaouec氏は、こう述べています。『Haivisionの技術は、携帯電話ネットワーク上での低遅延ミッションクリティカル映像伝送の道を切り開き続けています。私たちは常に、お客様のために5G接続の可能性の限界に挑戦しており、視聴者に卓越した品質の視聴体験をほぼリアルタイムで提供できることを喜ばしく思っています。』

Haivisonの画期的なライブ投稿ソリューションの詳細については、https://www.haivision.com/products/video-transmitters-mobile-encoders/をご覧ください。