ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve for iPadを発表

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ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve for iPadを発表

新登場のDaVinci Resolve for iPadは、次世代のクリエイターに
ハリウッド品質の編集&カラーコレクションツールを提供!

東京、日本 – 2022年10月20日 (木) – Blackmagic Designはこの日、DaVinci Resolve for iPadを発表した。これにより、クリエイターは新たな方法を用いて、新しい場所でビデオワークフローを構築できるようになる。DaVinci Resolve for iPadは、MultiTouchテクノロジーおよびApple Pencil用に最適化されており、カットページおよびカラーページをサポートしているため、多数の受賞歴を誇るDaVinciのイメージテクノロジー、カラーフィニッシングツール、最新のHDRワークフローを使用できる。また、Blackmagic Cloudもサポートしているため、クリエイターは世界各地の複数のユーザーと共同で作業が行える。DaVinci Resolve for iPadは、2022年の第4四半期よりAppleのApp Storeから無償でダウンロード可能になる予定。DaVinci Resolve Studio for iPadへもアプリ内購入でアップグレード可能。

Appleシリコン用に最適化されたパフォーマンスにより、新しいM2搭載のiPad ProにおけるUltra HDのProResのレンダリング性能はこれまでの4倍の速さを誇る。M1チップ搭載の12.9インチiPad Proでは、HDRもサポートされている。グレーディングモニター用のクリーンフィード出力はApple Studio DisplayやPro Display XDR、またはAirPlayと互換性のあるディスプレイに送信できる。これにより、外部ディスプレイを使用して、オンセットでグレードをすばやく作成したり、ポストプロダクションでクリップのカラーコレクションを直接iPadから実行可能。

DaVinci Resolve for iPadは、標準のDaVinci Resolveプロジェクトファイルの読み込みと作成が可能で、これらのファイルはデスクトップ版のDaVinci Resolve 18と互換性がある。対応ファイルフォーマットには、H.264、H.265、Apple ProRes、Blackmagic RAWが含まれ、クリップは、iPad Proの内部ストレージおよび写真ライブラリに加え、外部接続しているUSB-CメディアディスクまたはiCloudから読み込み可能。

DaVinci Resolve for iPadは、2022年の第4四半期よりAppleのApp Storeから無償でダウンロード可能になる予定。DaVinci Resolve Studio for iPadへもアプリ内購入でアップグレード可能。

DaVinci Resolveについて

劇場映画やテレビ番組を制作するハイエンドのプロの多くが、他のソリューションではなくDaVinci Resolveを使用している。その理由は、DaVinci Resolveの驚異的な品質とクリエイティブなツールが、他社の遥か先を進んでいるからだ。エミー賞™受賞作品も生み出したDaVinciイメージテクノロジーは、32-bit浮動小数点処理、特許を有するYRGBカラーサイエンス、巨大な広色域カラースペースに対応しており、最新のHDRワークフローに対応。さらに、高品質で名高いFairlightオーディオ処理によって、業界最高水準のサウンドを作成できる。DaVinci Resolveでは、大ヒット映画やテレビのフィニッシングにプロのカラリストやエディターが日々使用しているのと同じツールを使用できる。

DaVinci Resolveは、独自のマルチユーザーポストプロダクションスタジオを展開・構築できる唯一のソリューション。新しく再設計されたプロジェクトライブラリは、リアルタイムのローカルおよびリモート・コラボレーション用に構築されている。新しいBlackmagic Cloudでは、世界中どこからでもプロジェクトのホストやアクセスが可能。エディター、カラリスト、VFXアーティスト、サウンドエンジニアたちとコラボレーションして同時に作業できる。何より、ファイルの読み込みや書き出し、プロジェクトの変換、変更箇所のコンフォームや管理が必要なく、作業内容を失うリスクもない。DaVinci Resolveは、ひとつのプロジェクトで全員が並行して同時に作業できる、世界唯一のアプリケーションだ。

カットページは画期的な方法で編集を実行でき、また数多くのイノベーションを採用しているため、編集作業をはるかに高速化できる。これは、SNS用のコンテンツ、納期の短いミュージックビデオ、テレビCM、企業ビデオの編集において極めて重要だ。カットページは、DaVinci Resolve Speed Editorなどのハードウェアパネルと使用できるよう協調設計されている。Speed EditorはDaVinci Resolve for iPadでもサポートされている。つまり、カットページは簡略化された編集ソリューションではなく、スピードに焦点を当てた新しい技術を搭載した真のプロ仕様エディターだ。

DaVinci Resolveのカラーページは、ハリウッドで最も高度なカラーコレクターであり、ハイエンドの劇場フィルムやテレビ番組のフィニッシングにおいて、他のあらゆるシステムより多く使用されている。機能は親しみやすく、新規ユーザーでもすぐに素晴らしい結果を得られ、同時に高度なツールを学び続けられるようデザインされている。例えば、新しいプライマリーコントロールスライダーは、イメージ編集ソフトウェアの使用経験があれば誰でも分かるものであり、コントラストや色温度、ミッドトーンディテール、彩度などの設定を簡単に調整できる。カラーページは、Power Windows™、クオリファイアー、トラッキング、高度なHDRグレーディングツールなど、極めて幅広いプライマリーおよびセカンダリーカラーグレーディング機能を搭載している。

ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve for iPadを発表

「DaVinci Resolve for iPadは、ポストプロダクションにおいて真の革命的存在となるでしょう」とBlackmagic Design CEO、グラント・ペティは語る。「ハリウッドが編集およびカラーコレクションに使用しているポストプロダクションツールを文字通り手にすることができるため、全く新しい世代のエディターやカラリストをが生み出されます。DaVinci Resolve 18はBlackmagic Cloudと互換性があるため、世界各地に拠点を置く他のエディターやカラリストだけでなく、オーディオエンジニアやVFXアーティストと場所を問わず同じタイムラインで共同で作業できます。新しいiPad版を試すのはエキサイティングであり、お客様がどのように使用するのかお聞きするのを楽しみにしています。いつも通り、お客様の創造性には驚かされることになるでしょう。」

DaVinci Resolve for iPadの特徴

  • カットページは編集用。カラーページは12.9インチiPad Proディスプレイ向けに最適化。
  • M2チップ搭載のiPadではUltra HDのProResのレンダリング性能がこれまでの最大4倍の速度に改善。
  • DaVinci Resolve Studio for iPadはApple Neural Engineをサポート。
  • DaVinci Resolve 18プロジェクトファイルと互換。
  • Blackmagic Cloudを介した複数ユーザーによるコラボレーションに対応。
  • H.264、H.265、ProRes、Blackmagic RAWメディアファイルのサポート。
  • iPadのストレージ、写真ライブラリ、iCloudのクリップをサポート。
  • 外付けUSB-Cディスクからのクリップの読み込み。
  • Apple Pencil、Magic Trackpad、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioを使用可能。
  • Apple Studio Display、Pro Display XDR、AirPlayディスプレイを介した外部モニタリング。
  • M1チップ搭載の12.9インチiPad Proは、HDRをサポート。
  • iPadOS 16以降と互換。

ご購入と価格

DaVinci Resolve for iPadは、2022年の年末よりAppleのApp Storeから無償でダウンロード可能になる予定。DaVinci Resolve Studio for iPadはアプリ内購入でアップグレード可能。

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