Media Composer 2022.10 新機能紹介

Avid

2022年10月20日
Media Composer 2022.10 新機能紹介

一部では紅葉が始まり、気温が下がり始めています。秋の味覚の到来だけではありません。
Media Composer 2022.10のリリースの時期が来ました!この新バージョンでは、長年ご利用いただいているユーザーの使用感を向上するだけでなく、Media Composerを初めて使う人が、すぐに使い始められるようなサポートも継続します。

また、さまざまな分野の優れた映像編集でクリエイティブ・アーツ・エミー賞にノミネートまたは受賞された多くの才能あふれるMedia Composerエディターの皆様へ賛辞をお贈りいたします。『A Black Lady Sketch Show』、『インセキュア/insecure、『バリー』、『セヴェランス(原題:Severance)』、『メディア王~華麗なる一族』、『ストレンジャー・シングス 未知の世界』、『ザ・ビートルズ:Get Back』、『ユーフォリア/EUPHORIA』、『イカ・ゲーム』、『Only Murders in the Building(原題)』、『Hacks(原題)』、『テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく』、『ベーリング海の一攫千金』、『クィア・アイ』、『ル・ポールのドラァグ・レース オールスターズ』、『オザークへようこそ』 など、数多くの作品が含まれます。おめでとうございます!

それでは、本リリースの内容を見ていきましょう。

Media Composerを学び始めたばかりの人に向けて、幾つかの機能を加えました。

新規プロジェクト用に追加された
[Choose for me] オプション

新規にプロジェクトを始める場合、[Choose for me] チェックボックスを選ぶことができます。これは、従来のMedia Composerプロジェクトを手入力で設定する方法に取って代わる方法となります。

Media Composer 2022.10 新機能紹介

空のタイムラインに1つ目のメディア・ファイルを加えると、プロジェクトが作成されます。その際、ファイルのラスター・サイズとフレームレートが表示されます。示された設定を使用する、または変更することができます。

新規プロジェクトを簡単に開始できるよう、Media Composerはデフォルトで2つのビン(クリップ用に1つ、シーケンス用に1つ)を作成します。これらのビンは、このやり方を選んだ場合のスタートポイントであり、いつでも変えたり、名前を変更したり、追加したりすることができます。

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新規プロジェクトの設定時に [Choose for me] オプションを選ぶと、もう1つ便利な機能が追加されていることに気付きます。ビンやタイムラインが空になると、ウィンドウの背景に [パッシブ・ヒント] という次にすべきことが表示されるようになりました。例えば、ビン・ウィンドウには 「ソース・ブラウザからプロジェクトに加えるクリップをドラッグする」 というパッシブ・ヒントが表示され、タイムラインでは 「クリップをここにドラッグして、編集を開始する」 と示します。

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[Choose for me] を選択しない場合、フォーマット、フレームレート、カラースペースを事前に選んでプロジェクトを作成する一般的な方法を使用することになります。

ビン・メタデータのツールヒント

ビンの中のフレームを見る時、クリップの長さやフォーマット、作成日のクイックビューが欲しいですか?フレームの上に移動すると、欲しいデータが表示されます。

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新しいリリンクメニューとLinked Mediaダイアログ

Media Composer 2022.10では、パフォーマンスを向上し、リリンク・ワークフローを簡潔化するため、リリンクメニューを全面改良しました。システム間でメディアを統合または移動する場合、ファイルのパスが変更されて、メディアの接続が失われることがあります。

リリンクメニューに加わった新しい2つのオプション:

  • Managed Mediaを選び、通常のリリンクダイアログを開く
  • Linked Mediaを選び、新しいLinked Mediaダイアログを開く
Media Composer 2022.10 新機能紹介

新しいリリンクメニューは、ビンの中から、または複数のビンを選択した状態でプロジェクトやビン・コンテナのサイドバー・メニューから起動することができます。ビンまたは選択したクリップを右クリックし、リリンク > Linked Mediaを選択して、新しいLinked Mediaダイアログを起動します。

新しいウィンドウには、選択範囲からリンクされていないクリップが赤色で表示されます。選択範囲外のクリップを選択したり、メディアを探したりすることができます。リリンクの準備ができたら [Locate Media] ボタンをクリックし、メディアがあるフォルダへ移動して、[開く] をクリックします。Media Composerは、ディレクトリの中からオリジナルのメディアを探して、壊れたファイル・パスを再構築します。

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新しいシーケンス・テンプレートとユーザー設定

ビデオとオーディオ・トラックをプリセットとして何個くらい設定したいですか?トラックの名前付けについては如何でしょう?シーケンス・テンプレートは、シーケンスの作成作業をスピードアップするだけにとどまりません。

タイムラインのコンテキスト・メニューから、またはタイムライン内を右クリックして、[Create Sequence Template(シーケンス・テンプレートを作成)] を選び、サブメニューを開いてテンプレートを作成します。左側に欲しいデータ、ビデオ、オーディオ・トラックの横の追加(+)ボタンを選ぶと、テンプレートにトラックが追加されます。テンプレートからトラックを削除するには、トラック指定の削除(-)ボタンを選択します。また、このメニューからオーディオ・トラックの種類を選択して、テンプレートの一部となるトラックに名前を付けることも可能です。

望みどおりにデザインできたら、保存します。新しいシーケンスを開始する時に、選択肢としてテンプレートが表示されます。

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キーボード・ショートカットを使ってウィンドウやタブ間でフォーカスを切替え

パネルやビンを好きなだけ使って、ワークスペースとUIをレイアウトすることができますが、マウスや他のポインティング・デバイスを使うには、キーボードから手を離さなくてはなりません。今回のアップデートでは、開いたパネルやタブを循環する新しいキーボード・ショートカットが追加され、キー操作で、フローティング・ウィンドウや開いたタブ・ウィンドウを素早く選択できるようになりました。

  • Controlキー + ↑キーまたは↓キー(Windows)またはCommandキー + ↑キーまたは↓キー(macOS)を使って、ウィンドウ間で切替え
  • Control キー + Tabキー (Windows) または Commandキー + Tabキー (macOS)を使って、タブ間で切替え

Titler+対応のFreeTypeフォントをサポート

Avid Titler +でサポートするフォント・タイプに加え、テキストの創造性をさらに高めるFreeTypeフォント(TrueType、Type 1、OpenType)のサポートを追加しました。

Audio Mixer(オーディオ・ミキサー)で複数のGanged Group(連結グループ)をサポート

オーディオ・ミキサーのフェーダーやスライダーのグループを連結することで、グループのレベルやパンを調整することができます。これまでは、1つのグループに限られていましたが、異なる色で定義された連結グループを最大10個まで作れるようになりました。

個々のグループを選択して、他のグループに簡単に割り当てることができます。それぞれのオーディオ・トラックを個別に選択するという面倒な作業は必要ありません。

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マルチプレックス入出力サポートにより複数のアクティブ・プラグインに対応

マルチプレックス・シアターのように、NDI、SRT、使用する入出力ハードウェアから同時にMedia Composerの出力を送信することができるようになりました。タイムライン・パネルのHW/SWボタンからアクセスしてデバイスを有効にすれば、アクセスできる人すべてにストリーミング可能になります。

ハードウェア・インターフェースやストリーミング・プラグインのコントロール・パネルは、コンテキスト・メニューから[Configure] を選択してAvid I/O Managerを開き、個別にアクセス可能です。

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ソフトウェア、ハードウェア、その両方など、選択したアイテムが起動している時、アイコンは現在の状態を反映します。

テクノロジープレビュー ここで、ちょっとした豆知識を。

本記事 「Media Composer 新機能」 のおまけとして、IBCでプレビューしたばかりのある技術についてお話しましょう。

長年、Media ComposerシーケンスをPro Toolsへ受け渡すことは、AAFを使った複数ステップにわたるプロセスを行っていました。Avidでは、Media Composerから直接Pro Toolsセッションをエクスポートできるようにするため、Media ComposerとPro Toolsの相互運用の改善に取り組んでいます。これにより、生成された.ptxファイルからPro Toolsで開くオーディオ・エフェクトやトラックと、参照用ビデオファイルがパッケージ化されます。

Media Composer 2022.10 新機能紹介

このワークフローに加え、この機能がさらに進化すると、Pro Toolsで作成された.ptxセッションをMedia Composerのビンに直接インポートすることが可能になり、シームレスなやりとりが実現します。

繰り返しなりますが、これは、映像と音響編集間での新しい相互運用の技術プレビューにすぎません。このデザインや開発については、今後も継続して行っていきます。

MMedia Composer 2022.10は、すべてのMedia Composerサブスクリプション・ユーザーおよび有効なソフトウェアのアップデート + サポートプランをお持ちの永続版ライセンス所有者を対象とした無償アップデートとして提供しています。Media Composerの古い永続版ライセンスをお持ちですか?こちらでアップグレード・オプションを確認して、最新版を手に入れてください。Media Composerをお持ちでない方は、是非ご購入またはお試しください!

最後までお読みいただきありがとうございました。それではまたお目にかかりましょう!

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