ルイス・キャパルディの
O2アリーナでのパフォーマンスで
ATEM Constellation 8Kを使用

Blackmagic Design

2022年10月19日
ルイス・キャパルディのO2アリーナでのパフォーマンスでATEM Constellation 8Kを使用

東京、日本 - 2022年10月19日 (水) - Blackmagic Designはこの日、スコットランドのシンガーソングライター、ルイス・カパルディ(Lewis Capaldi)の最新ツアーのロンドン公演で、ATEM Constellation 8Kライブプロダクションスイッチャーを中心とするマルチカム・プロダクション・ワークフローが使用されたことを発表した。

デビューアルバム「Divinely Uninspired to a Hellish Extent」のプロモーションを兼ね、O2アリーナで行われた2日間の公演のチケットは、オンラインで一瞬のうちに売り切れた。この公演では、カパルディが大画面LEDの上に置かれたピアノに座るなど、非常に複雑な演出コンセプトが採用された。

ルイス・キャパルディのO2アリーナでのパフォーマンスでATEM Constellation 8Kを使用

「わずか2日間のショーにしては、野心的な設定だったと思います。」同コンサートのディレクターを務めた4Wall Europeのロドリー・ショー(Rhodri Shaw)氏は語る。4Wall Europeはコンサート用の映像も提供している。「カメラを8台使用し、すべてのフィードをATEM Constellationに送信しました。キネシスシステムの約1,650平方フィートの3面LEDスクリーンと、さらに2つのスクリーンを設置しました。ROEのVanish V8S 62%透明スクリーンをバンドの前に、もう1つのROE CB5スクリーンをステージの上に設置しました。」

カメラパッケージには、5台のカメラ、2台のPTZカメラ、そしてカパルディがLEDスクリーンに登場する瞬間をキャプチャーするためにLED上のピアノの上に取り付けた1台のBlackmagic Micro Studio Camera 4Kが含まれる。

ルイス・キャパルディのO2アリーナでのパフォーマンスでATEM Constellation 8Kを使用

「1台のカメラを正面に、箱型レンズを装着したカメラを客席に設置し、リモートトラックとドリーシステムにもカメラを設置しました。さらに、ドラムの後ろにあるタワーカムと、ステージ右の台座にもカメラを設置しました。LEDウォールを設置すると、2晩のライブとしては野心的な仕事となりましたね。」ショー氏は続ける。「事前に1週間の制作リハーサルがあったのですが、コンサートがスムーズに進行するよう、スタッフは朝4時にリグ組みを始めました。」

4Wallのチームは、カパルディのコンサートのためにATEM Constellation 8Kにアップグレードした。ATEM Constellation 8Kは40個の12G-SDI入力と24個のAux出力を搭載しており、より柔軟な使用が可能である。1080p50で撮影されたすべてのカメラ信号は、ATEM Constellation 8K経由でルーティングされ、ATEMでミックスされたプログラムは、Disguiseサーバーへと出力された。

「コンサートの演出には様々なシーンが含まれており、3つのスクリーンをバンドの前や後ろに動かすことで、クールでホログラフィックなルックを実現しました。」 O2はこのような演出を実現できる数少ないアリーナのひとつです。今回の演出はすべてが完璧でしたね。複雑なリグ組みに関わらず、すべてが完璧に動作しました。これ以上ないほど満足のいく仕事でしたね。」ショー氏は最後こう結んだ。

ルイス・キャパルディのO2アリーナでのパフォーマンスでATEM Constellation 8Kを使用

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