制作会社Young One Studio、Blackmagic Designのワークフローを使用

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制作会社Young One Studio、Blackmagic Designのワークフローを使用

カリフォルニア州フレモント 2022年9月7日 – Blackmagic Designはこの日、映画、ミュージックビデオ、CMを手がける制作会社Young One Studioが、撮影にBlackmagic Designカメラ、ポストプロダクションワークフローに編集、グレーディング、VFX、オーディオプロダクション・ソフトウェアであるDaVinci Resolve Studioも使用していると発表した。

同社は2015年にオーストラリアのメルボルンでデモリール専門の制作会社として立ち上げられ、2018年にパートナーであるマティ・ヤング(Maty Young)氏とタマイア・バンタム(Tamiah Bantum)氏がCMおよびミュージックビデオへ業務を拡大するために渡米したことにより、その拠点がロサンゼルスに移った。ヤング氏は、俳優およびミュージシャンとしての養成教育を受けた経歴を持ち、同社では監督および撮影監督の役割を担っている。一方、パートナーであるバンタム氏も俳優業を行なっており、モーションキャプチャーの役者として多数の経験があるだけではなく、同社ではプロデューサーおよび監督業に従事している。

同社の立ち上げ初期においては、撮影のためにシネマカメラを購入することは金額面で全く不可能であった。しかし、同じオーストラリアの企業であるBlackmagic Designのことを知り、その製品について学ぶことは、同社にとって大きな転機となった。「シネマカメラを買おうと思ったことはありませんでした。単純に採算が取れなかったからです」とヤング氏は語る。「しかし、Blackmagic Designのことを知って、それは変わりました。センサーから得られるカメラのイメージは、この価格帯で肩を並べるものはありませんでした。」

制作会社Young One Studio、Blackmagic Designのワークフローを使用

バンタム氏は語る。「費用効果が高く、美しい映像を得ることができる、信頼性の高い筐体の製品を求めていたのですが、Blackmagic製のカメラはその要件すべてを満たしていました。」

同社は、設立当初からBlackmagic Designのカメラでコンテンツ制作を行なっており、最初のカメラとなったBlackmagic Pocket Cinema Camera 4Kデジタルフィルムカメラは、Blackmagic RAWで収録できる機能を気に入り、購入したという。両氏はその後アップグレードを続け、Pocket Cinema Camera 6KからPocket Cinema Camera 6K Pro、そしてBlackmagic URSA Mini Pro 4.6K G2およびURSA Mini Pro 12Kデジタルフィルムカメラで撮影を行なってきた。「自分のシネマカメラを所有することで、自分の思い通りの方法でリグを構築して、リグ組みしたままにしておけることが私にとって大きな利点となっています」とヤング氏は続ける。「カメラがどのように挙動するか完全に把握し、プリプロダクションから撮影、ポストプロダクションを通して、信頼できるイメージを得られるようにしたいんです。手の届きやすい価格のカメラブランドに統一して、すべての撮影を行うことで、大きな自信と柔軟性が得ることができています。」

複数のカメラシステムを所有することで、制作における柔軟性が最大限に得られる。「現在、Pocket Cinema Camera 6K ProとURSA Mini Pro 12Kを最も頻繁に使用しています」とバンタム氏は語る。「URSA Mini Pro 12Kでは極めて美しいイメージが得られ、Aカメラとして高い信頼を寄せています。Pocket Cinema Camera 6K Proは、ジンバルに取り付けるために軽量なカメラが必要な場合や、スタントカメラやBロール用のカメラが必要な場合に、URSA Mini Pro 12Kの補足として非常に上手く機能しています。また、Pocket Cinema Camera 6K Proはゲリラスタイルの撮影にも便利です。ハンドヘルド用にリグ組みでき、ロケ地で走り回って撮影するのに適しています。」

制作会社Young One Studio、Blackmagic Designのワークフローを使用

ポストプロダクションでは、同社はそのカラーグレーディング能力の高さを評価し、バージョン15以来、DaVinci Resolve Studioを使用している。バンタム氏は、Resolveがポストプロダクションを扱う単一のソリューションとなることを期待していたと語る。「弊社のプロセスを簡素化する素晴らしいソリューションとなりました。他の編集ソフトウェアを使用して、互いに上手く機能するように祈りながら作業する必要はありません。」

ヤング氏は続ける。「メディアのラウンドトリップは、好きではありませんでした。弊社の他の面と同様に、セットアップは簡潔で分かりやすいものが好きなんですが、Resolveはまさに私たちが求めているものを提供してくれています。」

「弊社では、編集からカラーグレーディング、ミキシングからマスタリングまで、自分達でほぼすべてのポストプロダクションを行うので、すべての機能が一つにまとまっているResolveは、弊社のワークフローにおいて完璧な存在です。他の編集ソフトウェアは、複雑なメニューシステムやレイアウトを搭載しているように感じられます。DaVinci Resolveは非常にクリアで分かりやすく、スマートで新しい優れたデザインであると思います」とヤング氏は締めくくった。

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