SRTのサポートにより、Media Composerから直接、高品質で安全なストリームを提供し、コンテンツのレビューと承認を迅速化

"Avid｜Edit On Demandは、大小のチームにクラウド上の仮想ターンキー・ポストプロダクション施設を提供し、俊敏性、柔軟性、セキュリティをさらに高めて、プロジェクトを期限内、予算内で完成、納品することができます。"

David Colantuoni,
Vice President,
Product Management for Video and Media Solutions,
Avid

Avid^®（Nasdaq: AVID）は本日、Avid｜Edit On Demand^®ソリューションが、Media Composer^®編集ソフトウェアの最新版におけるSRT（Secure Reliable Transport）プロトコルのサポートにより、「オーバー・ザ・ショルダー」ワークフローを可能にしたことを発表しました。この新機能は、Media Composerのビデオおよびオーディオ出力をインターネット経由で安全にストリーミングし、SRT対応のデコーダー、セットトップボックス、ビデオプレーヤー、モバイルデバイスを使って、誰でもどこでもリアルタイムに再生内容を確認できるため、強力で迅速な展開が可能なAvid｜Edit On Demandクラウド編集環境をさらに強化するものです。

Avid｜Edit On Demand^®のユーザー・エクスペリエンスは、オンプレミスの編集セットアップとほとんど区別がつきません。分散したポストプロダクション・チームが、スタジオやその他の施設での共同作業と同じように、クラウド上で効率的にコラボレーションを行うことができます。プロダクション・チームは、Avid NEXIS^®クラウド・ストレージを備えたMedia Composerシートなどの仮想リソースを数時間で立ち上げ、どこからでもワークフローにアクセスでき、プロジェクト完了後は迅速にシャットダウンすることが可能です。SRTによるコラボレーションの強化により、放送局やポストプロダクション・チームは複数の出力を複数のデバイスに同時に配信できるため、クライアントのレビューやフィードバックを迅速に行い、プロジェクトをタイムリーに完了させることができます。

Avidビデオ・メディア・ソリューション製品管理担当副社長のDavid Colantuoni氏は、こう話します。『コンテンツのレビューと承認のための直接アクセスは、常にワークフローの成功に不可欠でした。Avid｜Edit On Demandは、大小のチームにクラウド上の仮想ターンキー・ポストプロダクション施設を提供し、俊敏性、柔軟性、セキュリティをさらに高めて、プロジェクトを期限内、予算内に完成、提供します。』

SRTとは？

SRTは、AvidのパートナーであるHaivisionが独自に開発したオープンソースのビデオ伝送プロトコルおよびテクノロジー・スタックです。SRTをサポートすることで、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアを組み合わせたオーバーザショルダー・ワークフローを確立するための選択肢と柔軟性が確保されます。Avidは、SRTを継続的に改善することで低遅延のインターネット・ビデオ伝送を実現しようとする業界のリーダーや開発者の共同体であるSRTアライアンスの4つの諮問メンバーの1つです。

SRTは、エンドツーエンドの128/256ビットAES暗号化によりコンテンツの安全なストリーミングを保証しますが、Avid｜Edit On Demandでは、Media Composer出力へのクライアント・アクセスを制限することも可能です。チームは、構内またはクラウドでHaivision SRT Gatewayに接続し、ストリーム・レプリケーションとファイアウォール・トラバーサルを有効にして、ファイアウォール内のデバイスがネットワーク・セキュリティを侵害することなくストリームにアクセスできるようにすることができます。

Avid｜Edit On Demandが、オーバー・ザ・ショルダー体験を統合したリモート・コラボレーションを可能にするユニークな方法については、www.avid.com/products/avid-edit-on-demandをご覧ください。