Vizrt
ノルウェー、ベルゲン - 2022年6月22日 - Software-Defined Visual Storytelling Tools(#SDVS)のリーダーであるVizrtは本日、クラウドライブプロダクション用の新しい自動展開ソリューションである「Viz Now」の初使用を発表します。
「Viz Now」は、Vizrtやサードパーティ製のエンドツーエンドのリモートライブプロダクションツールを15分以内に自動で安全に導入し、アクセスできるようにすることで、時間と費用を大幅に節約します。
「Viz Now」は、「Dødsing(死のダイビング)」というユニークなスポーツを推進するノルウェーのスポーツ団体、International Døds Federationによってベータテストされ、まだ市場には出ていません。参加者は、高さ10m(33フィート)のプラットフォームから身を投じ、さまざまなスタントを行い、できるだけ長くポーズを保ち、海に入る前にきつく丸くなるのです。「Dødsing(死のダイビング)」は近年着実に人気を集めており、2008年から世界選手権が開催されています。
2022年のワールドツアーでは、初の米国開催となるテキサス州オースティンで、連盟はその制作価値をさらに高めたいと考えていました。観客に豊かな視聴体験を提供し、世界中の制作スタッフにとってできるだけ簡単で、費用対効果が高く、持続可能なものにしたいと考えたのです。
Trippel-M Connected Venuesの制作チームは、「Viz Now」を使用することで、クラウドを完全に使用したエンドツーエンドのエンタープライズグレードのライブ制作をわずか数分で立ち上げることに成功しました。2人のフリーランスのカメラオペレーターがLiveU LU300sと3台のカメラを使ってオースティンで撮影し、Trippel-M Connected Venueの残りのチームはノルウェーのオスロにある同社のオフィスから監督と制作を行いました。
Ulrich Voigt Vice President of Product Management, Vizrt
Tripple-M Connected Venuesは、ビデオスイッチングに「Viz Vectar Plus」、リプレイに「3Play by Viz Now」、オーディオミキシングにHarrison Mixbus VBM、インカムにTelos Infinity VIPを使用してリモートで制作、NDI®経由で接続し、Amazon Web Services(AWS)で稼働するNDI® RemoteやNDI® Bridgeなどの無償NDI®ツールで、分散したライブ制作をうまく一つにまとめています。
『Vizrtと協力し、Viz Nowを試用することで、これまでで最高の「Dødsing(死のダイビング)」を実現することができました。より高品質なプロダクションを実現できるのは、もはや大手放送局だけではありません。さらに、使い方が簡単で、専門のクラウドエンジニアは必要ありませんでした。いくつかのボタンをクリックするだけで、自動展開の準備ができました。』とTrippel-M Connected VenuesのCEO、Vegard Elgesem氏は述べました。
Stine Brun Kjeldaas Head of Sports and Media, The International Døds Federation
「Viz Now」は9月から利用可能で、詳細な情報やさらなるベータテストの結果は近日中に発表される予定です。
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