Telestream、Sinclair Broadcast Groupと複数の製品およびクラウドサービスの提供について包括的な契約を締結

放送局間のメディアワークフローを統合し、広告、シンジケートコンテンツなどのインジェスト、プリパレーション、QAワークフローを組織全体でクラウドに移行することが可能

2022年4月25日、カリフォルニア州ネバダシティ – ビデオ制作と配信のためのワークフロー自動化、メディア処理、品質モニタリング、テストおよび測定ソリューションのグローバルリーダーであるTelestream^®は、本日Sinclair Broadcast Groupとの新しい複数年の企業規模の契約、およびSinclairプロパティにおける既存のすべての製品およびサービスをカバーするTelestream Cloud Servicesの無制限の利用を発表しました。

Sinclairは、クラウドとオンプレミスの両方のメディア変換およびオーケストレーションワークフローにTelestream Vantage Media Processing Platformを、アーカイブとメディア共有ワークフローに DIVA および Kumulate コンテンツ管理製品を使用しています。

Vantage in the Cloudを使用してSinclairの企業全体の取り込みと準備作業を実施

Sinclairは、600を超えるすべてのチャンネルのすべてのコマーシャル、シンジケート番組、有料番組、プロモーションの受信と処理を一元化しています。これにより、ワークフローやメディアだけでなく、現在全国に60以上ある物理的な拠点でコンテンツを処理するために必要な機器の多くを重複させないようにすることができます。これを実現するために、SinclairはVantageとVantage Cloud Portを選択し、Sinclairのパブリッククラウド環境内でグループ全体のコンテンツを一元的に受信・処理することにしました。

『私たちは、クラウドネイティブでダイナミックなサービスアーキテクチャを活用して、コンテンツの取り込み、QA、プレパレーション、トランスコード、配信を行っています。このようにVantageを使用することで、ピーク時の需要に対応するために構築された局ベースのオンプレミス システムから移行することができました。Vantageは、ダイナミックな拡張を可能にするだけでなく、古いモノリシックなアーキテクチャで構築されたオンプレミスのハードウェアやサービスを統合し、多くの場合廃止することができます。』とSinclair Broadcast GroupのSVP & Chief Technology OfficerであるMike Kralec氏は述べています。『1月以来、私たちはすでに何十万ものファイルから成る1ペタバイト以上のコンテンツをVantageで処理しています。これは、コストと時間の両面で大幅な節約を意味します。』

局間でのニュースの重複排除と共有

以前は、Sinclairの局が互いにニュースコンテンツを共有する場合、局間でFTPを使用してファイルを転送するという手間のかかる手作業を行っていました。ワークフローの主要な取り組みとして、局間のニュースコンテンツ共有の重複排除と一元化が挙げられます。Telestreamのコンテンツストレージ管理ソリューションであるKumulateは、Sinclairのニュースルームのコンピュータシステムと連携し、APなどの他のニュースワイヤーサービスに似ているが、関連メディアへの実際のリンクが含まれるメディアワイヤーを作成します。この内部ワイヤーサービスとKumulateが提供する舞台裏の自動メディア処理により、何千人ものSinclairのジャーナリストが緊密にリンクしたスクリプトとビデオを取引するための簡素で直観的な方法が提供されました。

『私たちは、Kumulateを使用してグループ内で1日に何百ものニュース記事を共有することができました。共有されたストーリーを放送で使用すると、ニュースキャストの品質と効率の両方が向上します。小規模な局は、より多くの制作リソースを持つ大規模な局で制作されたコンテンツを使用することで常に利益を得ています。この結果、局は節約した分を地元のニュースをより深く報道するために再投資することができます。』とKralec氏は話します。

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