Avid
ストーリーのバージョン管理、リモートコラボレーション、クラウドでのウェブベースツールの利用、サステナビリティ、ストーリー重視の働き方、多様な視聴者への対応、革新的なテクノロジーによる新しいサービスの開発など、これらは英国最大のニュースプロバイダーが直面する課題のほんの一部です。
次回のポッドキャスト「Making the Media」では、ホストのCraig Wilson氏が、BBCニュースの英国運営責任者であるMorwen Williams氏とこれらのテーマについて徹底的に話し合います。
ポッドキャストでは、過去2年間の出来事がニュース業務をどのように変化させたか、また、多くのプラットフォームで視聴者に合わせたコンテンツを提供することの重要性について話しています。
『私のチームでは、バージョン管理に非常に多くの時間を費やしており、そのプラットフォームで対話したい視聴者のために正しいバージョンを作成することが重要です。そのため、1つのサイズですべてに対応できるわけではありません。私たちはそれを承知で、大規模なテレビ番組のパッケージをオンラインで提供するだけでは、うまくいかないことを学びました。そこで、テレビ向けのものをカットして、オンラインでも使えるようにする方法を試しています。しかし、様々なメディアがオーダーメイドのカットを必要とすることを受け入れなければなりません。』
ウェブベースのツールからアクセスできるクラウド型ワークフローのアクセシビリティとコラボレーション性も、重要な要件になっています。
『BBCのビルの中でしかできないような大がかりなセットアップをしてビルに入ってきても、突然自宅で仕事をするようになったら、それはあまり意味がない。「いつでも、どこでも......」が実現できるように、また、今回のようなことが二度と起こらないように、将来を見据えてクラウドベースにすることを希望しています。ウェブベースのツールも、もっと増えていくはずです。』
このエピソードでは、メディア業界に入る次世代の若者を指導するMorwenの役割と、彼らの視点から得られるメリットについても話しています。
次回のエピソードは、3月21日(月)に主要なポッドキャスト・プラットフォームで配信されます。