Singular社とのパートナーシップでフォトロン独自のSaaSを展開

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Singular社とのパートナーシップでフォトロン独自のSaaSを展開

日本を拠点とするサービスプロバイダーであるフォトロンは、創業以来、最先端の技術革新と妥協のない製品品質へのこだわりを持ち続け、イメージングテクノロジーの分野でリーディングプロバイダーとしての地位を確立してきました。

フォトロンでは、常に最新の技術動向を把握し、優れた顧客サービスを提供することで、サービス重視の姿勢を貫いてきました。最近では、SRTやWebRTCを利用して遠隔地の制作会社が簡単に拠点間で映像を共有できるSaaS製品「Photron Live Cloud Service」を発売するなど、プロ向けのライブストリーミング分野での取り組みも強化しています。

Singular社とのパートナーシップでフォトロン独自のSaaSを展開

GRASP OCR Demonstration at Inter BEE 2021

また、最近、新しいコントロールアプリケーション「GRASP」を発表しました。これは、「シリーズ」の機能で構成されています。Twitterのコメント送信を制御する「GRASP Twitter」、スコアボードやタイマーの数字を文字認識で読み取り、Singularに送信する「GRASP OCR」。「GRASP OCR」機能は、GRASPの契約によりDataNode、DataStreamのいずれでも制御可能ですが、単発で特注のアプリケーションを使用する場合、より高速なグラフィック更新を実現するバージョンを作成しました。高速な文字読み取り性能と相まって、超低遅延なグラフィック制御を実現するとしています。

この革新的なアプリケーションは、Singular社のAPIと連動しており、Singular社のライブグラフィックオーバーレイを他のプラットフォームやソフトウェアと組み合わせて使用する際にも、使い勝手が良くなるように配慮されています。GRASPは、1週間からの低額なサブスクリプション料金で利用できます。

Singular社のCIOであるThomas Molden氏は、10年以上Photronと仕事をしていますが、Singularプラットフォームに対する彼らの熱意にはいつも感心させられています。Singularのパートナーとして、PhotronはSingularのチームと密接に仕事をしてきたため、Singularのプラットフォームについて幅広い知識を持っています。このことは、コンポジションビルドとコントロールアプリの両方の検討にすぐに取りかかろうとする彼らの熱心さと相まって、企業としての顧客重視の価値観を証明しています。クラウドベースの技術に対する要求と、それが提供できるものを理解することで、フォトロン社は顧客のニーズを常に把握し、優れたサービスと専門知識を提供し続けることができるのです。

Singular社とのパートナーシップについて尋ねると、Photron社は次のように答えました。

『Singularは、映像制作のプロの要求に応えられる豊かな表現力を持ちながら、用途やプロジェクトの要件に応じたカスタム制御を効率的に開発するためのSDKを備えています。当社独自の開発とSingularの組み合わせにより、高性能でシームレスなグラフィックサービスを実現するために、お客様に提供する最適なソリューションの一つだと考えています。』

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