Telestream、Lightspeed Live Captureに12GとST 2110のサポートを追加

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新しい12GとST 2110のサポートにより、Telestream Lightspeed Liveは明らかに市場のリーダーとなります。

ファイルベースのメディアワークフローオーケストレーション、メディアストリーミングおよび配信技術のグローバルリーダーであるTelestream®(テレストリーム)は、Lightspeed Live Captureプラットフォームの新機能を発表しました。Telestream社は、高いチャネル密度と固有の回復力を備えた大規模なキャプチャー・プラットフォームを求める放送局やOTTストリーミング・サービス・プロバイダーにとって戦略的に重要であると考え、Lightspeed Live Captureシステムの最新バージョン(3.3)において、新しいハードウェア・インターフェースである12GとST 2110を導入します。

Telestream、Lightspeed Live Captureに12GとST 2110のサポートを追加

2019年に初めて導入されたLightspeed Live Captureは、テープから、あるいはライブイベントの制作シナリオからコンテンツをキャプチャーする必要のある放送局のエンジニアリングおよびオペレーション担当者を対象としています。Lightspeed Live Captureは、ロシアやフランスで開催されたFIFA男女ワールドファイナルなどの世界的なスポーツイベントで広く使用されています。今夏開催された東京大会では、北米や海外の複数の放送局でLightspeed Live Captureが中心的な制作ツールとして使用されました。Lightspeed Live Captureの最大の特徴は、ミッションクリティカルなライブプロダクション環境においても、その回復力と信頼性の高い操作性にあります。この新バージョンでは、12GおよびST 2110でのメディアキャプチャーが可能となり、IPベースのワークフローへの移行をサポートします。

現在、多くの4K/UltraHDワークフローでは、フル4K/UltraHDイメージを伝送して作成するために、最大4本の3G-SDI接続を使用することができます。12G-SDIでは、1本の12G-SDIケーブルでフル4K信号を伝送することができます(12G-SDIは11.88Gbps、ST 2082)。また、「SMPTE ST 2110 Professional Media Over Managed IP Networks」は、プロフェッショナルメディア業界で共通のIPベースの仕組みを目指す動きに大きく貢献しています。

『この新機能は、お客様からのご要望にお応えしたものです。』と、Telestream社のプロダクトマネジメント担当シニアディレクター、Scott Matics氏はコメントしています。『特に、IPベースの制作ワークフローへの動きが活発化しており、この開発により、Lightspeed Live Captureは、ライブIP制作シナリオの先駆けとなります。』

この新機能により、Lightspeed Live Captureは、ライブまたはテープベースのメディアをプロダクション、ポストプロダクション、およびブロードキャストワークフローに直接インジェストするための、スケーラブルで自動化されたマルチチャンネルIPおよびSDIキャプチャーソリューションとなります。Lightspeed Live Captureは、16ビット空間でビデオを処理し、トータルなソース品質を維持します。また、ローカルの共有ストレージ、SAN、NAS、オブジェクトストレージ(S3)、FTP、Asperaなどに配信するためのさまざまなメザニンファイル形式で記録します。

大規模なエコシステム内のコンテンツを効果的に編集し、マネタイズする能力は非常に重要です。Lightspeed Live Captureの魅力的な機能は、オンプレミスや地理的に分散した場所にある一般的なNLEのEdit While Capture(フレームチェイス)ワークフローで使用するために、コンテンツをシームレスにインジェストできることです。 

『放送局やOTTサービスプロバイダーにとって、リニア放送と同等の耐障害性と効率性を備えた大規模なIPライブストリーミングを実現することは、重要なビジネスドライバーとなっています。今回のライトスピード・ライブキャプチャーの戦略的強化は、大規模なコンテンツ配信エコシステムの中で、編成されたIPワークフローでお客様のニーズをサポートするための当社の取り組みを強調するものです。』と述べています。

Lightspeed Live Captureの詳細については、Lightspeed Live Captureをご覧ください。

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