ドイツの長寿番組「Galileo」のドキュメンタリーを、
DaVinci Resolve Studioで編集

Blackmagic Design

2021年09月30日
ドイツの長寿番組「Galileo」のドキュメンタリーを、DaVinci Resolve Studioで編集

イギリス、マンチェスター 2021年9月30日 - Blackmagic Designはこの日、ドイツを中心に展開している衛星テレビ局、ProSiebenの長寿番組「Galileo」の特番が、DaVinci Resolve Studioで編集、グレーディング、オーディオミックス、フィニッシングされたことを発表した。

1998年に放送開始した「Galileo」は、時事問題、歴史、政治、自然、技術開発などの分野をカバーする様々なドキュメンタリーやレポートを提供している。同シリーズは、地上波放送における高品質の制作、脚本、コンテンツで知られており、同シリーズのYouTubeチャンネルは現在300万人以上の登録者を誇る。

ミュンヘンに拠点を置く制作会社、south&browse GmbHは、同シリーズ用に幅広いドキュメンタリーコンテンツを制作してきた。最近では、「Timefreeze」シリーズで、ジョン・F・ケネディの暗殺やヒンデンブルク号の爆発事故など、現代史の出来事に焦点を当てた番組を制作。

ポストプロダクションチームは、撮影から最終的な納品まで、すべての過程でDaVinci Resolve Studioを使用している。

「扱う題材によっては、イントラフレームのコーデックから高圧縮まで、民生用とプロ用のカメラのフォーマットが混在していますが、Resolveは非常にうまくこれらを処理できます。」south&browseのテクニカルディレクター、ティム・ハインリヒ=ノール(Tim Heinrichs-Noll)氏は語る。「また、古いアーカイブ映像を高水準でデインターレース処理できるので、様々なソースに組み込むことが可能です。」

チームの複数のエディターは、共有環境で作業しており、south&browseのLinuxベースのデータベースサーバーを介してプロジェクトにアクセスしているという。「コラボレーションと共有アクセスは完璧です。また、データストレージとデータベースサーバーをResolveで詳細にカスタマイズできるオプションがあることは、大きな利点ですね。」ハインリヒ=ノール氏は説明する。

このドキュメンタリーシリーズの最終的なオーディオミックスは、DaVinci ResolveのFairlightページで仕上げが行われた。「搭載されているプラグインはスムーズに機能します。また、EBU R128の仕様を満たすために、マスターチャンネルでVSTプラグインを使用しています。」ハインリヒ=ノール氏は続ける。「プロジェクトによっては、20以上のオーディオトラックを扱うこともありますが、Fairlightでは、直感的かつインテリジェントに作業できます。サブミックスチャンネルを作成して、それらをデリバーページで選択できることは、マルチチャンネルのクリーンフィードファイルをすばやく作成するのに非常に便利でした。」

south&browseは、今後もポストプロダクション・ワークフローの中心にDaVinci Resolveを据えて、「Galileo」のコンテンツ制作を続ける予定である。「『Galileo』は、詳細で正確かつ洞察に満ちたコンテンツを放送することで、ドイツ国内で高い評価を得ています。そのため、ソース素材が抱える問題に関わらず、私たちのクリエイティブなビジョンがこの編集方針念と合致することが不可欠です。チームのエディターたちは、プロジェクトごとに作業やコラボレーションが可能です。つまり、厳しいスケジュールの中でも高品質な番組を提供できます。」ハインリヒ=ノール氏は最後こう結んだ。

ドイツの長寿番組「Galileo」のドキュメンタリーを、DaVinci Resolve Studioで編集

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