Interra Systemsの品質管理プラットフォーム「BATON」、Blackmagic DesignのDeckLinkおよびVideo Assistを使用

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Interra Systemsの品質管理プラットフォーム「BATON」、Blackmagic DesignのDeckLinkおよびVideo Assistを使用

カリフォルニア州フレモント 2021年8月19日 – Blackmagic Designはこの日、デジタルメディア業界向けのソフトウェア製品およびソリューションのサプライヤーとして世界的に広く知られるInterra Systemsが、8Kまでの再生に対応するためにBlackmagic DesignのDeckLinkキャプチャー・再生カードとVideo Assistレコーダー/モニターを同社のBATON Media Player(BMP)に統合したことを発表した。

BMPは、市場における最も包括的なメディアプレーヤーのひとつであると認識されており、世界有数の放送局やポストプロダクションスタジオで使用されている。

ビデオを扱う放送局やその他のメディア会社は、世界各地で使用されている仕様や規制上の要件に準拠した、信頼性が高く、エラーのないビデオが必要だ。これをアシストするために、同社のBATONは、AIを使用した自動品質管理プラットフォームを提供している。同ソリューションでは、リニアおよび配信ワークフローにおけるビデオ・オン・デマンドコンテンツの包括的な品質およびコンプライアンスチェックが実行できる。BATONのクラウドは、スケーラブルなアーキテクチャーであるため、品質管理の要件が増えた場合、BATONのセットアップを拡張できる。また、ハードウェアの部品が壊れた場合でも、仕事を確実に継続できるように高可用性の機能が搭載されている。

BATONでは、メディアコンテンツのフレームアキュレートなマニュアルレビューを高速で実行でき、多数の機能を搭載したパワフルなメディアプレーヤーであるBMPは、複数のチームで多数のプロジェクトの作業を行いながら、様々な場所に保存したコンテンツからオーディオ/ビデオを再生、検査、検証できる。BMPでは、エンドユーザーが真のハイブリッド品質管理を行える。これにより、コンテンツの準備において、インジェストから配信までのあらゆる段階で能率化される。また、コンテンツは意図した通りのルックで再生される。

Interra Systemsの品質管理プラットフォーム「BATON」、Blackmagic DesignのDeckLinkおよびVideo Assistを使用

Blackmagic DesignのDeckLink PCIキャプチャー・再生カードを使用することで、8Kまでのビデオの再生において、高品質のコントロールおよびモニタリングが可能となっている。DeckLinkでは、あらゆるビデオフォーマットおよび解像度のコンテンツを再生してモニタリングできるため、マクロブロック、フリーズフレーム、黒フレームなどの問題をチェックできる。

同社では、DeckLink Studio、DeckLink SDI 4K、DeckLink 8K Proなどの様々な種類のDeckLinkカードと共にDeckLink Media Expressメディアプレーヤーを使用している。同社が最近導入したのがDeckLink 8K Proだ。これは、高度なジェネレーション3の8レーンPCI Expressキャプチャー・再生カードで、高解像度の8Kワークフロー向けに作られており、4つの12G-SDIコネクターを搭載し、あらゆるSD、HD、Ultra HD、4K DCI、8K、8K DCIフォーマットに対応している。

「弊社では、何年にも渡ってDeckLinkカードをBATON Media Playerに使用しています。また、4Kを含む高解像度のビデオをあらゆる放送品質モニターでオンエア前にチェックできるので、顧客にも喜んでいただいています。DeckLinkのパワフルなSDKでは、統合や新しいサービスの構築が簡単に行えます。Blackmagic Designとのパートナーシップのおかげで、リアルタイムで4Kの再生と管理を実行できるソリューションをメディア会社に提供でき、高品質のビデオの制作をサポートできています」と語るのは、Interra Systemsの戦略的パートナーシップ責任者であるサウラブ・ジェイン(Saurabh Jain)氏。

Interra Systemsは、多数のDeckLink 8K Proと1台のBlackmagic Video Assist 7″ 12G HDRを顧客のワークフローだけでなく、同社の研究開発施設にも使用している。DeckLink 8K Proからの出力は直接Blackmagic Video Assist 7″ 12G HDRに送信される。Video Assistは、解像度1920 x 1200の完全に調整可能な2500 nitの画面を搭載しているため、16:9のビデオをはっきりと確認できる。

「Interra SystemsのBATON Media Playerが、DeckLinkの全シリーズを完全にサポートしているのは素晴らしいですね。あらゆるカラースペースをモニタリングでき、60pの12-bit RGBの4K DCIまでを検査できるため、今後BATONのユーザーの皆様に貢献できると信じています。Desktop VideoとVideo Assist 12G HDRを組み合わせることで、高品質のHDR品質管理が低価格で実行できます」とBlackmagic Designの代表取締役であるダン・メイ(Dan May)氏は締めくくった。

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