ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンド、Pocket CinemaCamera 6K ProおよびATEM Mini Extreme ISOを使用してアルバム「Lonesome High」の発売コンサートをライブ配信

  • Blackmagic Design
ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンド、Pocket CinemaCamera 6K ProおよびATEM Mini Extreme ISOを使用してアルバム「Lonesome High」の発売コンサートをライブ配信

カリフォルニア州フレモント 2021年7月19日 – Blackmagic Designはこの日、ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンドのアルバム、”Lonesome High”が、コンサートのライブ配信を通じて最近リリースされたことを発表した。このコンサートでは、Pocket Cinema Camera 6K ProおよびATEM Mini Extreme ISOライブプロダクションスイッチャーが使用された。グラミー賞受賞歴を誇るザック・ブラウン・バンドの創設メンバー、ボーカルリスト、楽器演奏者、ソングライターであるジョン・ドリスケル・ホプキンス氏が6人体制のバンドでロックシーンへと戻ってきたことを見届けるため、世界中のファンたちがこのコンサートを視聴した。

ホプキンス氏は1996年に、ジョージア州のアトランタにプライベートの収録スタジオ、Brighter Shade Studiosを設立。このスタジオで彼はライブパフォーマンスの合間に様々なプロジェクトに取り組んでいる。ザック・ブラウン・バンドの曲の多くもこのスタジオで収録されたが、コロナ禍が始まってからは、ホプキンスはパフォーマンスを続けファンとの繋がりを保つために、ライブ配信を行なっている。

「ファンとの繋がりを保つ方法を見つけ出すことは必須でしたが、ライブ配信がその答えでした。」ホプキンスは説明する。「きちんとしたものを届けたかったので、使い勝手が良くてプロ仕様の配信が可能な機材が必要でした。Pocket Cinema Camera 6KとATEM Mini Pro ISOを最初に導入しましたが、カメラの画質とスイッチャーの使い勝手の良さに感動しました。」

ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンド、Pocket CinemaCamera 6K ProおよびATEM Mini Extreme ISOを使用してアルバム「Lonesome High」の発売コンサートをライブ配信

受賞歴を持つビデオエディター、コンポジター、デザイナーであるハロルド・セラーズ(Harold Sellers)氏と協力し、ホプキンス氏はBrighter Shade Studiosのビデオスイートの1つを新しい機材のコントロールルームに改造した。ワークフローの要は、ATEM Mini Pro ISOであった。DaVinci Resolveプロジェクトを保存できるため、ライブ配信後にライブプロダクションをビデオ編集として開いて、編集の調整、オーディオリミックス、カラーコレクションなどを行える。

これらの新しい機材を数ヶ月使用し、アルバム「Lonesome High」の発売記念の配信が近付くにつれ、ホプキンス氏はワークフローの拡張が必要なことに気付いた。バンドは6人体制で、それぞれが演奏する楽器がパフォーマンスで重要な役割を担うため、すべての必要なアングルをキャプチャーするためには追加のカメラが必要であった。ホプキンス氏とセラーズ氏は、2台のPocket Cinema Camera 6K Pro、さらに2台のPocket Cinema Camera 6Kを追加し、合計8台のカメラをスタジオに用意した。また追加したカメラの入力に対応するためにATEM Mini Extreme ISOも導入した。

「以前ライブ配信を行なった時、ピアニストが画面に入っていなかったんです。ソリストや管楽器をキャプチャーするためには、より多くのアングルが必要でした。」ホプキンスは続ける。「スタジオのオーナーとしては、借りた機材の使い方が分からないという状況を避け、常にシステムを鉄壁にしたいと思っています。Blackmagic Design製品は、まさに私たちが望んでいたものを提供してくれますね。」

ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンド、Pocket CinemaCamera 6K ProおよびATEM Mini Extreme ISOを使用してアルバム「Lonesome High」の発売コンサートをライブ配信

セラーズ氏が引き継いで続ける。「私たちはまずATEM Mini Pro ISOを導入しましたが、より多くのカメラを使用することになったので、Blackmagic DesignがATEM Mini Extreme ISOを発表した時は興奮しました。追加のカメラ入力に対応しているので、私たちのニーズにぴったりでした。そしてDaVinci Resolveに直接取り込んで間違いを修正したり、配信後に6Kフッテージに戻れることは、最終マスターを制作する上で非常に便利です。」

同氏はさらに続ける。「ライブプロダクションでは、カメラ間のルックが統一されていることが重要ですが、ATEM Mini Extreme ISOは全てのカメラをリモートで完璧にカラーマッチできるのでとても助かりました。セットアップも非常に簡単です。接続するだけですべてがシームレスに動作するので本当に楽ですね。これほど小型のボックスで実現できる内容に驚いています。このシステムの素晴らしさはどれだけ話しても話し足りませんね。」

アルバム「Lonesome High」の発売記念イベントは、Maestro経由でVirago TVのウェブサイトにライブ配信された。Brighter Shade Studiosのライブ配信システムを拡張したホプキンスとセラーズ氏は、今年、他のアーティトたちが配信を行うことも歓迎するという。

「音楽を制作することはひとつの才能ですが、曲を共有してファンたちと繋がりを持つことは、別レベルのプロフェッショナルな才能が必要です。」ホプキンス氏は続ける。「ライブ配信により、ジョン・ドリスケル・ホプキンス・バンドや他のアーティストたちは、パンデミックで分断されながらも、自分たちの情熱を追い求めることが可能になりました。再びツアーに出てパフォーマンスを行うことが待ちきれませんが、現在、そして未来においてライブ配信ができる状態にあることは素晴らしいですね。私たちが目指しているのは、あらゆるショーをファンにとって忘れられない体験にすることです。スタジオにBlackmagic Design製品を採用したことで、これが可能となっています。」ホプキンス氏は最後こう結んだ。

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