ITV、Telestreamのクラウドサービスを利用してAmazon Prime ChannelsでのBritBox UKに備える

クラウドへの移行により、英国の主要な独立系商業放送局のメディア処理能力が10倍に向上

Telestream^®は、英国の主要な独立系商業放送局であるITVとの大規模な契約を発表しました。このプロジェクトでは、ITVが現在のオンプレミスのメディア処理業務の多くをクラウドに移行し、Amazon Prime VideoチャンネルのBritBox UK VoDコンテンツの準備のために、新たにクラウドのメディア処理業務を確立します。

パンデミック発生前から、ITVはそれまでサードパーティのサービスを利用していた様々なコンテンツ処理作業を内製化していきました。ITVのリーズ施設のクリエイティブチームは、あらゆるクラフト編集に対応するために拡張され、チームはコンテンツのエンコーディングとパッケージングのワークロードを迅速に拡大する必要に迫られていました。クラウドベースのサービスはITVにとって唯一の現実的なソリューションであり、いくつかの選択肢を評価した後、ITVはTelestreamのクラウドソリューションを選択し、Telestreamのチームと協力して自社のコンテンツ用にクラウドベースのワークフローを導入しました。

Telestream Cloudチームは、ITVの既存のTelestream Vantageワークフローを移植することで、非常に短い時間でITVのワークフローを構成することができ、その結果、クラウドサービスへの移行がスムーズかつ迅速に行われました。ITVからの追加要求に対しても、Telestreamは迅速かつ効率的な方法で対応しました。

ITVは、B2Cデジタル戦略をサポートするためにVoDの要件が増加する中、コンテンツ処理にTelestream Cloud Servicesの利用を拡大しています。最近の作業量の増加には、Amazonプライム・ビデオ・チャンネルでのBritBox UKの開始のための7000時間を超えるコンテンツのエンコードが含まれていました。このコンテンツを処理するための時間が非常に短い中、Telestream Cloud Serviceの大規模な並列処理能力は非常に貴重で、最大300の同時セッションを開始して、1時間あたり200以上の長編メディアアセットのエンコーディングを可能にしました。

このプロジェクトのテクノロジーパートナーとしてTelestreamを選択したことで、ITVは新しいプラットフォームの配信のために、事前に承認された既存のVantageワークフローを驚くほど短期間に、そしてほとんどリスクなしに展開することができました。

パンデミックの際、ITV社はTelestream社のGLIMリモートメディアプレーヤーも購入しました。これにより、リモートスタッフはプロキシバージョンをダウンロードすることなく、AWS S3ストレージから直接コンテンツを表示・検証することができ、リモートワークの効率が大幅に向上しました。GLIMは、よく知られているリモートワークの課題を解決するために作られました。つまり、「リモートデスクトップ/仮想デスクトップ」の再生エクスペリエンスよりも優れたエクスペリエンスであり、リモートスタッフが毎日何時間もメザニン級のメディアファイルをダウンロードして無駄にするのを防ぐことができるのです。

Telestream社のSenior Vice President and Chief Sales OfficerであるBenjamin Desbois氏は次のように述べています。『Telestream社がITV社の大規模なオンプレミスの既存設備からクラウド処理への移行を支援したことは、顧客のニーズに合わせて移動し、共同パートナーシップを継続するという我々の意図を示しています。 Telestreamは常にITVのプラットフォームの重要な部分を占めており、Telestream Cloudへの移行は、ITVのビジョンをさらに支援する新機能の長いロードマップとともに、この関係を継続させます。』

ITV社のコンテンツ処理チームリーダーであるJames French氏は次のようにコメントしています。『Telestream社の幅広いクラウドソリューションにより、マルチプラットフォーム配信のために、既存の実績のある出力を再教育、再スキルアップ、適応させることなく、代替の選択肢を得ることができます。これは、初日から我々の時間とコストを節約する重要な機能です。 Telestream社の最大の強みは、そのツールがすべての主要なパブリック・クラウド・プロバイダーに共通して使用できることです。』

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