高度なDolby Atmos AudioおよびIMFパッケージング機能をCLIPSTERに搭載

高度なDolby AtmosとIMF機能により、CLIPSTERを映画、エピソードTV、ホームエンターテイメント市場向けの高品質なコンテンツ制作プラットフォームとして強化します。

R&S®CLIPSTER

ROHDE&SCHWARZは、R&S^®CLIPSTER 長編映画およびエピソードTVマスタリング・システムの最新バージョンのリリースを発表しました。最新のソフトウェア・アップグレード（バージョン6.9.1）には、Dolby Atmosマルチチャンネル・サラウンド・サウンド制作技術の拡張サポートと、最新のIMF（ST2067-X）配信規格が含まれています。

全世界で数千人のユーザーにインストールされているCLIPSTERは、ビジュアルQC、DCPおよびIMFのマスタリング、さらには一般的なファイルのトランスコーディングを行うためのデファクトプロダクションツールとして選ばれています。この新バージョンは、プレミアムホームエンターテイメントコンテンツを提供するコンテンツ制作者を対象としています。CLIPSTERは、感動的なオーディオ体験や魅力的なフルモーションビデオのニーズを問わず、メディアコンテンツをマスタリングし、IMFに準拠した幅広いストリーミングサービスプロバイダーに配信することができます。

近年、Dolby Atmosは、5.1および7.1サウンドスケープを含む最も幅広いマルチチャンネルサラウンドサウンド環境に対応し、家庭内での没入型オーディオ体験のルールブックを塗り替えました。CLIPSTERのユーザーは、マウスを数回クリックするだけで、あらゆる種類のDolby Atmosファイルを編集タイムラインに追加し、他のファイルと同様に編集することができます。ユーザーは、Dolby Atmosオーディオを採用したIMFパッケージを作成することで、最高品質のコンテンツをホームエンタテインメント・ユーザーに確実に提供し、納品物の作成前および作成後にイマーシブ・オーディオ・トラックを含むリアルタイムのQCを行うことができます。

IMFは、大手スタジオが独自のチャンネルを追加して提供するストリーミングサービスであれ、破壊的なOTTサービスであれ、国際的なコンテンツ制作市場に革命をもたらし、ハリウッドスタジオから小規模な独立系プロデューサーまで、あらゆる規模の制作業務が公平に行われるようになりました。さらに、世界中の放送局が、コンテンツをグローバルパートナーに提供するためのワークフローを効率化する手段として、IMFを採用するケースが増えています。

CLIPSTERは、最新のIMF規格に対応するとともに、従来のIMF規格で作成されたレガシーコンテンツにも対応しています。改訂されたIMF規格では、コンポジションプレイリストが参照するアセットの種類と数に関する従来の制約がなくなり、IMFコンテンツパッケージの配信およびアーカイブが容易になりました。

『ポストプロダクション市場で20年近くの実績を持つCLIPSTERは、クラス最高のマスタリング機能を持つ高品質なブランドとして知られています。』と、ROHDE&SCHWARZのメディアテクノロジー担当副社長のAndreas Loges氏はコメントしています。『この新しいIMFとDolby Atmos機能は、CLIPSTERが映画、エピソードTV、ホームエンターテイメントのコンテンツを最高の品質で仕上げるためのマスタリング・プラットフォームであることを意味します。』

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