Avid Media Composer2021の新機能

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Avid Media Composer2021の新機能

早速見ていきましょう!
新しいものをご紹介する時がきました。殆どの皆さまが、ホームオフィスやリビングルーム、地下室等で1年以上働いているかと思います。物事を盛り上げるには、一旦休憩、この「ニューノーマル」からの変化が必要です。幸いなことに、Media Composerは、常に製品を更新および改善するための新しい方法を模索しており、3月のソフトウェアリリースも例外ではありません。皆さまの心を躍らせるAvid Media Composer 2021.3の新機能を見てみましょう。

IMFパッケージの作成

IMFパッケージの作成

「新しく改善された」Media ComposerのIMFパッケージング・ワークフローは、2019年に追加したすべての機能を取り除き、より妥協のない拡張可能で強力なツールセットに置き換わります。Media Composerは、以前よりIMFパッケージをエクスポートできましたが、2021.3では新しいIMFウィンドウからIMFサプリメンタルを作成する機能が搭載されています。IMFオリジナルにリンクまたは作成してから、既存メディアを再エンコードすることなく、オリジナルの内部または外部にサプリメンタルパッケージを作成できます。1つのIMPで複数のCPLを書き込むこともできます。
(略語がとても多いですが、人気のあるスタジオやOTTサービスに、この業界標準機能を提供するビジネスをしている場合は、その意味についてぜひチェックしてみてください。)
IMFの詳細はこちら

ビン・ステータス・バー

ビン・ステータス・バー

すばらしいコンテンツを配信する前に、ご自分のプロジェクトで扱っているものを知る必要があります。ビンの下部にある新しいビン・ステータス・バーは、ビン内のアイテム総数に関する情報を提供します。ビンの中から複数選択をするか、ビン全体に関する情報を表示することができます。ビンごとにビン・ステータス・バーを表示または非表示にするインターフェース設定もあります。コンテンツの管理から手作業を取り除くもう1つの方法です。

UIのカスタマイズ

UIのカスタマイズ

新しいワードローブほど変化を意味するものはありません。ユーザーのフィードバックに基づいて、Media Composerをニーズに合わせてカスタマイズ、「ドレスアップ」できる新しい方法を多数追加しました。2つの新しいハイライトカラー(既存のハイライト同様に、インターフェースの明るさ設定で調整)と新しいミッドグレー・スキン(現在ある最も明るいオプションよりもわずかに暗い)により、理想的なエクスペリエンスを作成する際の選択肢が増えました。昨今の端末使用時間のすべてで、これらのオプションは目の疲れを軽減するように設計されています。目を大切に。

Titler+の更新

Titler+の更新

Titler+は、Media Composerにとってまったく新しい機能ではありませんが、過去18ヵ月間に行ったすべての変更により、新しい機能のように感じるでしょう。Composerウィンドウとミニツールバー内で、直接より多くの機能を有効にできることに重点を置いており、エフェクトエディターを開かなくてもタイトルをより細かく制御できます。Composerウィンドウ内のハンドルを使用して、テキストと図形を回転できるようになりました。さらに、テキストは自動的にテキストボックス内に定義され、不透明度をカラーピッカー内のグラデーションに適用できるようになりました。

タイムラインからビンを探す

タイムラインからビンを探す

長い間、この機能は多くの方々の欲しい機能リストに載っています。セグメントをポイントすると、タイムラインで [ビンの検索] コマンドに直接アクセスできるようになりました。選択の必要はなく、必要なセグメントを右クリックし、[ビンの検索] を選択して、ビン内のクリップをハイライト表示します。該当するビンが閉じているときは自動的に開き、前面に表示され、それぞれのクリップが選択されます。余計なマウスクリックにさようなら!

上書きせずにクリップを移動

上書きせずにクリップを移動

改善は、よりインテリジェントなタイムライン編集で引き続き行われます。これで、タイムラインでセグメントを垂直方向または水平方向に移動しても、既存のセグメントが上書きされることはありません。変更を確定するまで、何も上書きされません。

Avid Media Composer 2021.3で、明らかに言えることは、変更への取り組みです。変更することを目的にしたり、何か新しい機能が欲しくて変更するのではなく、編集を改善し、より速くよりスマートに作業し、楽しく作業ができるようにするための変更への取り組みです。

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