Hydraulx---
映画「Skyline」で
革新的なDIワークフローの構築

2010年11月15日更新

2010年11月10日(ロンドン、UK)- テレビ番組、映画、コマーシャル業界において、グレーディング、フィニッシング、マスタリング及びリストレーションソリューションを提供する世界的リーダのDigital Vision社は、この度Hydraulx(ハイドラックス)で開発された革新的なワークフローのなかでOpenEXR/HDRが必要不可欠な要素であったことを発表しました。

Hydraulx(ハイドラックス)は、グレッグとコリンのストラウス兄弟によって設立されたカリフォルニア州サンタモニカを拠点とするビジュアルエフェクトのポストプロダクションです。
また、過去に数々の賞を受賞し、アイアンマン2アバターX-Men等ハリウッドの大作映画において多数のビジュアルエフェクトを担当しました。

Hydraulxは、ビジュアルエフェクトパイプラインでのイメージクオリティを模倣できるように、徹底したDIワークフローを築き上げようと試みました。
そして、期待の高まるSF映画「Skyline」は、ポストプロダクションの全体に亘るプロセスをDigital Vision社Nucoda Film Masterに託しました。

OpenEXR'float'ファイルフォーマットの高品質な映像を処理するために、Nucoda Film Masterでは32bit floating point プロセスモードを使用しました。また、Pixar等で作業されている 'half float'パイプラインで処理することにより、クリエーター達が意図したクオリティを思い描くことができるようになりました。
Hydraulxは、作業した各ショットの追跡を完全に自動化する専用フトウェアを実装することにより、彼らが設計したパイプラインの正確なクオリティコントロールプロセスを構築しました。

グレッグ・ストラウスは、こう述べています。
「我々のツールとプロセスは、競合他社以上に精度を向上させ、何千ものVFXショットに対して強力なワークフローをサポートします。」

ストラウス兄弟が監督した映画「Skyline」は、Red One MXカメラで撮影されました。
もともとこの作品は、ディレクターがカメラセンサーのフルダイナミックレンジをネイティブに扱いたいというところから始まりました。これは、制作の各工程を通じてセット上で見たままを正確に表現したり、またダイナミックレンジを保つことでより大きな創造力を発揮することができました。

Nucoda Film Masterは、REDのネイティブrawフォーマットをOpenEXRに直接展開する機能が標準で搭載されており、またリアルタイムでカラーグレーディングすることができます。HydraulxのVFX部隊とストラウス兄弟は、Skylineを制作する上で、ポストプロセス全体を最初から最後までOpenEXRで作業することを決め、このフォーマットで完成される初めての実写映画を作り出しました。
Digital Vision社のシニアプロダクトマネージャー、ブルーノ・マンガー氏は次のようにコメントしています「REDの開発部隊は、HydraulxとDigital VisionがOpenEXRパイプラインを構築できるようにSDKの新バージョンに取り組みました。Hydraulxは大手のVFX制作会社であり、このチームはHDRモードで作業することが、より広く独創的な道を切り開くことができるということを大変良く理解しています。」

この作品のDI工程の中で、全てのフレームを管理しながらグレーディングすることにより、プロセス全体を通じて各ショットやフレームにより多くの情報を与えることができるので、自由度を大幅に改善することができ、またより多くの選択肢を広げることができました。
Nucoda Film MasterのパワフルなOpenEXR機能は、彼らの目的を創造的に且つ最高水準で達成することを支援しました。
このワークフローでは、最初にカメラレンジの設定等を決めたりすることは、もはや必要なくなるかもしれません。なぜなら最終納品まで全ての解像度、レンジ、精度を保持することができるからです。

「我々のHydraulxでの作業は、独創性もあったが、厳しい要求もありました。我々はこの業界で最もクリエイティブな集団と連携をとり、ツールや手順を最新の状態にしていなければなりません。Digital Visionのチームと会い、そしてNucoda Film MasterのOpenEXRアーキテクチャを調べるにつけ、それがわれわれの作品と、またHydraulxのVFX部隊の両方にとって、非常にパワフルな手段を提供できるということがわかりました。」 とグレッグ・ストラウス氏は述べました。

Digital Visionのテクノロジーの中心には、カラーマネージメント機能や創造力の高いグレーディングツール、そしてステレオスコピック3D機能があります。
最後に、Digital Vision社のブルーノ・マンガー氏は次のコメントで締めくくりました。 「コリン、グレッグその他のHydraulxの技術者やクリエイター達と仕事ができたことは非常に刺激的でした。彼らの将来は、非常に明るいものであると確信しています。そして我々は、そんな彼らに協力することができ大変嬉しく思います。」

※2011年4月Digital Vision ABはImage Systems ABへ社名を変更しました。

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