株式会社テレビシティ 様

EDIUS x DaVinci Resolve STUDIO
"編集の一部ではない"本格的なカラーグレーディングを

株式会社テレビシティ(代表取締役社長 大脇信 / 愛知県名古屋市)は2015年8月、名古屋のポストプロダクションでは初となるBlackmagicDesign社のカラーグレーディングシステム「DaVinci Resolve STUDIO」を導入した。

同社は、1989年にデジタル編集スタジオとして誕生し、中部地方のテレビ番組をはじめ、CM、企業VP※1、公共機関の展示映像など幅広い映像制作を手掛けるMAルーム2室、編集ルーム3室を持つ名古屋のポストプロダクションだ。
株式会社テレビシティ スタジオ部ビデオ課 課長 島崎 道也 氏、主任 大矢 貴久 氏に、「DaVinci Resolve STUDIO」採用の経緯や、現在のワークフロー、今後の展望などを聞いた。

※1:企業VP
Video Packageの略。企業が特定の目的に使うために制作する映像で、プロモーションビデオ、イベント用ビデオ、営業ツールなどがある

編集とひとくくりではないカラーグレーディングを

多種多様な映像素材の編集をおこなう同社では、必要に応じて、2003年ごろに導入したシステムを使って、カラーグレーディングをおこなっていたという。島崎氏は当時をこう振り返る。
『カラーグレーディングをおこなっていたといっても、機材も古く、できることが限られていたため、この時点では、まだ"編集の一部"というレベルでした。名古屋では、東京に比べ、"カラリスト"という職種が成立しづらい状況にあり、"編集"とひとくくりで捉えられている面があります。より本格的にカラーグレーディングに取り組むことで、編集・コンポジットとは区別された、ひとつの仕事としてアピールできるのではないか?と考え、機材の選定を始めました。』

株式会社テレビシティ スタジオ部ビデオ課 課長 島崎 道也 氏

株式会社テレビシティ
スタジオ部ビデオ課 課長 島崎 道也 氏

株式会社テレビシティ スタジオ部ビデオ課 主任 大矢 貴久 氏

株式会社テレビシティ
スタジオ部ビデオ課 主任 大矢 貴久 氏

EDIUSとのラウンドトリップと導入後のサポートが決め手

DaVinci Resolve STUDIO

カラーグレーディングシステムを検討し始めてから、「DaVinci Resolve STUDIO」の採用を決定するまで、
それほど時間はかからなかったという。
『取引先の多くは、ノンリニア編集システムとして「EDIUS(グラスバレー株式会社)」を使っています。
他のプロダクションとの連携を考えると、カラーグレーディングシステムもEDIUSと連携できることが非常に重要でした。オールインワンパッケージでEDIUSと共存でき、ラウンドトリップ可能な「DaVinci Resolve STUDIO」は、私たちが求める条件にピッタリでした。また、PCスペックを上げることで、ソフトウェアのパフォーマンスを最大限に引き出せる点や、導入コストなども大きなポイントとなりました。いくつかのBlackmagicDesign販売店に問い合わせた結果、営業マンの製品知識の深さや、導入後のサポート部門を自社で持っていることが決め手となり、フォトロンから購入することに決めました。』と島崎氏は語る。
「DaVinci Resolve STUDIO」の操作性や機能面について、大矢氏は次のように話す。
『2年ほど無償版のDaVinci Resolveを使用して、その操作性に満足していましたし、色の細かい調整はもちろん、RAW・Logなど幅広いフォーマットに対応し、4K60P編集が可能な点も大きな魅力でした。』

EDIUSとのシームレスなワークフロー

テレビ番組、CMなど、同社が取扱う映像素材は多岐に渡るため、ケースに応じて柔軟なワークフローを構築している。
撮影現場でカメラマンや撮影スタッフと連携しながらLUT※2を作成し、編集スタジオ内の「DaVinci Resolve STUDIO」に撮影素材とともにインポート。LUTを適応後、プロキシを作成し、EDIUSにインポートしてオフライン編集をおこなう。EDIUSで書き出したEDLを「DaVinci Resolve STUDIO」でインポートするとEDIUSのタイムラインが再現される。カラーグレーディング後の最終納品形態は、HDCAMが主流だという。

※2:LUT
Look Up Tableの略。対応する出力色データを参照する対応表。LUTを使用することで、異なる機材間で色を統一させ、撮影時の映像の好ましい色を再現できる

ハイクオリティな作品を創り続けたい

島崎氏、大矢氏は、「DaVinci Resolve STUDIO」導入の効果や今後の展望をこう語る。
『REDカメラなどのデータを、ポストプロダクションで調整できるので、意図したとおりのカラーで映像が再現でき、カメラマンからの評価も上々です。対応フォーマットも豊富なため、制作部門では、使えるカメラの選択肢が格段に広がり、映像制作の質が向上しました。また、「DaVinci Resolve STUDIO」でカラーグレーディングをおこなえる環境を持っている、という理由で大手プロダクションから受注をいただき、その効果を実感しています。』
『今後は、「DaVinci Resolve STUDIO」を活用して、さらにハイクオリティな作品を作り続けていきたいと考えています。カラーグレーディングがポストプロダクションのひとつのビジネスモデルと位置づける第一歩を踏み出すことができたので、今後は、カラリストの育成にも力を入れ、名古屋にもカラーグレーディングの機運が高まっていくことを期待します。』

(この記事は2016年08月04日時点の情報です)

導入製品

株式会社セガ・インタラクティブ

株式会社テレビシティ
「見た人を感動させる作品をつくりたい」をコンセプトに、1989年に名古屋初のデジタル編集スタジオとして誕生し、中部地方のテレビ番組をはじめ、CM、企業VP、公共機関の展示映像など幅広い映像制作を手掛けている。

愛知県名古屋市中区葵1-27-29
http://www.tvcity.co.jp/

フォトロン 担当者の声
営業 尾崎

営業尾崎

数ある販売店の中から弊社を選んでいただきありがとうございました。最初にお話しを伺った際、念入りに調査されている印象を受けました。我々の経験に基づく情報や体制を付加価値として提供でき決め手になったのは嬉しいです。今後益々仕事の幅が広がり、名古屋でのグレーディング文化の先駆者としてのご活躍を期待致します。

技術 池田

技術池田

今回、名古屋のポストプロダクションでは初となるカラーグレーディングシステムの納品をおこない、下見から設置までを担当させていただきました。島崎様とは導入前にも色々とやり取りして、良い関係が築けていると思います。名古屋でのカラーグレーディングの文化の広がりを期待しております。

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