EVS社は今年も2013年4月8日~11日までアメリカ・ラスベガスにて開催されるNAB2013に出展します。
今年2月よりEVSは新しいブランディングマーケティングをスタートさせ、4つのマーケットにわかれて展示を行います。
特にEVS Sportsでは、2016リオ五輪にフォーカスを当てながら、「Enriched Live Production-ライブプロダクションの充実」をテーマに展示を行います。4年に1度の世界的スポーツイベントである五輪でのこれまでの実績とともに、中継現場だけのプロダクションにとらわれず、コンテンツがもつ魅力を最大限に発揮できるような中継現場からスタジオ、そしてニュース制作を繋ぐワークフローをご提案いたします。また、XDCAMコーデックの実機展示や4K対応に関するプレスリリースも予定されています。
【日本語ブースツアーのご案内】
NAB2013期間中にEVS社ブースでは、日本語ブースツアーを行います。
(1)4月8日 13時~ (2)4月9日 13時~ (各日程約10名ずつ)
2013年5月中旬~6月上旬にかけて東京と大阪でPostNAB2013セミナーの開催を予定しております。
4月に行われるNAB2013@ラスベガスで、EVS社が発表予定のブース出展製品を中心とした4K対応サーバの情報やXDCAMの新機能を交えて具体的なワークフローをご提案いたします。他、弊社で取り扱っているAvid社ブースでのEVS連携の様子やBlackmagic Design社製品もご紹介いたします。
詳細は決まり次第掲載いたします。
EVS社製ビデオサーバXSnanoを使ったスタジオインジェストワークフローをご紹介いたします。
XSnanoは、スタジオプロダクションに必要な機能を搭載し、圧倒的なコストパフォーマンスとコンパクトサイズのボディを持つスタジオプロダクション用HDビデオサーバです。
スカパーJSAT様と共同テレビ様でおこなわれた4Kスポーツ中継という次世代放送のトライアルにEVS XT3がそのワークフローに貢献しました。日本初の4Kプロジェクトは以下のようなシステムにて構築されました。
まず、4K対応カメラからのリアルタイム出力は、4×3Gシングルリンクで送出され、その4ライン分を収録したのが、共同テレビ様の中継車に搭載されているEVS社製XT3ビデオサーバです。 使用されたXT3は2台。それぞれ、3Gシングルリンク(1080/59.94p)、2REC2PLAYで設定し、EVS独自のネットワークXNetで2台を繋ぎました。
LSMリモコンは1台。4PLAY分にロックをかけてコントロールをおこなう事により、4K高画質リプレイを送出する事に成功しました。
そもそも、XT3が採用されたのは、世界のスポーツ中継現場においてデファクトサーバとして実績があるのと同時に、VTRでも従来のディスクレコーダでも実現できない、マルチチャンネルのビデオサーバだからです。
さらに今回のプロジェクトでは、その場だけの4K送出だけでなく、スカパーJSAT様の衛星網を使い、約400kmも離れた東京・お台場にある4Kプロジェクターでのプレビューにも成功し、日本の4Kプロダクションはスタートを切ったのです。
この試みは、日本初のチャレンジであり、今後もスカパーJSAT様は4K制作と放送の実現化にむけて、検証を進めていくと語っています。
最先端の技術を搭載させたEVSサーバは、スポーツプロダクションにおいて、スポーツファンのためのエンターテイメントの中核を担う機材として活躍しているのです。