NAB Show 2016レポート

2016年05月12日
NAB Show 2016レポート

2016年4月に開催された「NAB Show 2016(NAB2016)」では、Avid、Blackmagic、EVS、ROHDE&SCHWARZ、Vizrtをはじめとするフォトロン取扱い製品の多くが出展し、各社最新のシステム及びバージョンが発表されました。
各プロダクトの最新情報をお届けいたします。

Adobe
Adobe

Adobe Anywhereは、従来のマルチロケーションからストリーミング編集できるバージョンに加え、コラボレーションのみに対応したバージョンをデモしていました。

●Premiere Pro CC NEW

「Adobe Creative Cloud(Adobe CC)」の映像制作ツール次期バージョンの内容を発表。 「Premiere Pro CC」は、360度VR映像や、8K(7,680×4,320ドット/60fps)映像の編集などに対応。2016年夏リリース予定。

Adobe
  • RED Weaponカメラで収録された8Kの高解像度映像(8,192×4,320@60fps)にネイティブ対応
  • 低解像度プロキシファイルによるワークフローに新たに対応
  • 高解像度ファイル⇔プロキシファイルをシームレスに切替可能
  • インジェストと同時に低解像度プロキシファイル生成のバックグラウンド処理
  • セカンダリーカラーコレクション機能を搭載
  • エフェクトの二重がけにより二色以上にも対応
  • VR編集対応、スティッチさえ他のソフトでしてしまえばPremiereにより編集可能

リアルタイムメディア制作を実現するストレージ NEXIS NEW

2016年5月19日に発売を予定している「NEXIS」は、ストレージ容量を必要に応じて素早くかつ簡単に設定できる、 オンライン及びニアライン制作を加速する全く新しい共有ストレージです。

NEXIS

NEXIS|PRO

  • ISIS|1000 の名称が本製品に変わります。
  • Ver6リリースにより他のISIS・旧来のISISとも共存可能

NEXIS|E2 2U(ISIS|5500レンジ)

  • 10枚のドライブ(2 TBまたは6 TB)で構成されるメディアパック x 1
  • 20~60 TBのストレージ容量
  • 最大400 MB/sの帯域幅
  • 単体で4台構成まで可能
  • 最大40のクライアントに対応
    (System Director Applianceを使用することにより330のアクティブ・クライアント)

NEXIS|E4 4U(ISIS|7500レンジ)

  • 10枚のドライブ(2 TBまたは6 TB)で構成されるメディアパック x 最大2個
  • 10~120 TBの合計ストレージ容量
  • 最大800 MB/sの帯域幅
  • 単体で4台構成まで可能
  • メディアドライブのホットスペア(オプション)可能
  • 電源・コントローラーの冗長化

メディアパック

E2/E4クラスエンジンに10メディア・ドライブのパッケージを追加してストレージを拡張できるもので、 20TB/60TB の2種類があり、いずれも400MB/sの帯域幅を提供します。 「NEXIS」は、この「メディアパック」と筐体との組み合わせでシステムを構成します。

Avid

BlackmagicDesign

●Blackmagic Duplicator 4K NEW

Ultra HDファイル提供の新しい規格であるH.265エンコーディングをリアルタイムで実行する最先端のSDカード・デュプリケーターです。

Blackmagic Duplicator 4K

●DaVinci Resolve 12.5 NEW

1,000以上の改善点、250以上の新機能を含むメジャーアップデートバージョンです。 改善されたHDRサポート、パワフルなエフェクトなど、編集ツールセットおよびカラー機能の大幅な追加が含まれています。

DaVinci Resolve

●Blackmagic Video Assist 4K NEW

ポータブルなオールインワンのプロフェッショナルモニター/ビデオレコーダーです。

Blackmagic Video Assist 4K

●Blackmagic MultiView 4 NEW

1台のHD、あるいはUltra HDディスプレイで、 SDIビデオソースを完全に独立してモニタリングできるネイティブUltra HDマルチビューアです。

Blackmagic MultiView 4

●Blackmagic Micro Converters NEW

2つの新しい超小型ポケットサイズ放送局品質ビデオコンバーター「Blackmagic Micro Converter SDI to HDMI」 「Blackmagic Micro Converter HDMI to SDI」が、NAB2016で発表されました。

Blackmagic Micro Converters

●UltraStudio 4K Extreme 3 NEW

最新の40Gb/s Thunderbolt 3テクノロジーを搭載した「UltraStudio 4K Extreme 3」は、 幅広い種類のデジタル/アナログ接続に対応しています。 SD、HD、Ultra HDまで、あらゆるフォーマットでデジタルシネマの作業が可能です。

●新しいHDMI Instant Lock機能をサポートNEW

●「Teranex Mini」に33ポイント
  3D LUTプロセッサー NEW

「Mini Converter SDI to HDMI 4K」および「Teranex Mini SDI to HDMI 12G」に、 新機能を追加する無償のコンバーター・アップグレードがNAB2016で発表されました。 両モデルが新しいHDMI Instant Lock機能に対応し、また、「Teranex Mini」には、33ポイントLUTのサポートも追加されました。

BlackmagicDesign

and more...
このほかにも、多くの最新情報がございます。フォトロンスタッフがご説明に伺いますので、お気軽にお問合せください!

先端技術

●XT4KサーバNEW

2016年の4K制作にフォーカスしたインジェスト/送出サーバです。従来通りの応答性、操作性を持ち、XAVC 4Kをネイティブで4chサポート。サーバ全体で約20時間の収録が可能です。

●XiP HD SDI ↔ IP変換コンバータNEW

AIMS(Alliance for IP Media Solutions)所属の他社製品(GrassValley,LAWO,IMAGINE)から出力されたHD-SDI信号が、「XiP」及びCisco社スイッチを介し、SMPTE2022-6で問題なく安定的に伝送されるデモをNAB2016会場でおこないました。既存のEVSサーバと連携させて利用することが可能で、SDI/IPハイブリッド型のワークフローを実現し、IP化移行を促進します。

中継制作

●最新XT3 ChannelMaxサーバ

6/8倍速のスーパースローカメラを含む、実質12ch以上のコンフィグをサポート。Dual-LSMモードでは、2台の6chサーバの制作環境を1台の筐体で提供します。最新のMultiviewerでは、新たにTally表示をサポートし、従来の2出力が4出力となり、EVS以外の任意の映像ソースもMultiviewer画面に表示。ライブ中継の制作を更に強力にバックアップします。

スタジアム・アリーナ

●XeebraNEW

SuperBowl50の公式放送でも使われた、審判判定用の新たなEVSサーバです。2Uのコンパクト筐体で8入力をサポート。タッチパネルで操作できるシンプルなオペレーションです。サーバ/クライアント構成で、サーバから離れた場所での利用も可能です。

●Epsio FX Reveal

データの可視化を手元のリモコン/タブレット操作で実現する製品です。各種競技で提供されるデータフィードを瞬時に可視化できます。また、EVSキーワードとグラフィックスを紐づけ、シーンに合わせたスポンサーロゴを表示する等、様々な応用の可能性を感じさせる製品で来場者の反響が大きかった製品の一つです。

スタジオ放送センター

●C-NextNEW

中継現場と本社間を結ぶ素材共有プラットフォームです。 ゲーム中、中継現場のEVSサーバで収録された映像を汎用回線を使い、本社へセキュリティを確保し高速に転送します。全てのプロセスを一画面で集中管理可能。このようなプラットフォームが普及していくとワークフローが大きく変わっていくことが予想されます。

マルチメディア

●Cisco+C-Cast

Cisco社がスタジアム様向けに紹介を行っているソリューションです。スタジアム内で専用APPにアクセスする事でファンが必要とする情報をPUSH型で提供する仕組みをご紹介しました。

「Archmedia」社が「GrayMETA」社に統合されて迎える、初のNABShowとなりました。

MetafarmNEW

  • メタデータ自動生成による映像コンテンツ管理システム
  • 映像コンテンツファイル、ドキュメントファイルのメタデータを自動的に生成
  • 映像コンテンツファイルの字幕、音声データから自動的にメタデータを生成
  • テキストファイルも内容からメタデータを生成
  • ファイル名は異なるが同じ内容のファイル名を通知する機能を搭載
  • ファイルを保管することでどのくらいの経費が発生しているか算出する機能を搭載

IRIS

  • ARCHIMEDIA「Atlas」が、「IRIS」に統合
  • HDR Rec.2020を含むフルカラー・ガマット表示が出来るSpectrascopeをリリース
  • Metafarmで検索したデータをIRIS上に展開
  • VidCheck社で自動QCソフトで測定を行った結果をIRISにインポート可能
  • アノテーションを付加しメンバー間で、情報共有可能
Vizrt

●CLIPSTER ver6

  • 非圧縮の4K素材を120p (HFR)で再生
  • HDRはDolby Visionへの対応
  • HDR向けIMF J2Kプロファイルへの対応
  • 4K 60P IMFリアルタイム再生に対応
  • CLIPSTER内でアルファ付きのイメージファイルのコンポジットが可能
  • Netflix用タイトルへの対応
  • タイムライン上でキャプションのタイミングが確認可能
CLIPSTER ver6

●VENICE 2U、VENICE 4K

  • ヘルスステータスの確認
  • VENICEに入出力中のチャンネル状況の視覚化。エラー発生時にすぐに状況を把握
  • Avid Interplay MAM、PAMへのチェックイン。Adobe Premiere及びFCPでも追いかけ編集が可能
VENICE 2U、VENICE 4K

Spycer

  • Spacerソフトウェア内でIMFプレビューが可能
  • 各CPLを呼び出し、CPLにあったバージョンをスクラブで中を確認可能

SpycerBox Cell

  • 3GB/sのインターナルデータレートを実装し、SSD 57TB 10ユニットまでの拡張が可能な高速SAN

SpycerBox Ultra

  • 一筐体で大容量(384TB)の保存が可能
  • 2GB/sのインターナルデータレートがあるためアーカイブだけでなく高速SANとしても利用可能
ROHDE&SCHWARZ

●Lightspeed Live CaptureNEW

従来の「Lightspeed」ハードウェアを使用し、UHDからSD・HDまでの映像コンテンツをキャプチャーできます。 HDであれば4ch、UHDは1chの映像信号をキャプチャー可能。UHDについては、AVC及びHEVC、DNxHRコーデックをサポート。 キャプチャーは、ローカルストレージやSAN、NASへも対応しています。

Lightspeed Live Capture

●Lightspeed Live StreamNEW 2016年秋予定

SDIベースからIPベース(10GbE)へと幅広いニーズに対応しました。 映像のLive出力は、業界標準であるHLSやMPEG DASH等のAdaptive Streaming技術に対応し、 回線速度・その変化に応じて最適なビットレートの動画を動的に選択できるようにすることでスムーズな再生を実現します。

●Vantage Ver.7.0

Open Workflow

新しいVantageのワークフローエンジンにより、高速なデータ処理が可能となりました。 Vantageワークフローに組み込まれたジョブが、一つのジョブを待たず、並列処理が可能です。

  • JPEG2000 GPUアクセラレートサポート
  • Lightspeed K80:実時間の14倍速
  • Lightspeed K20:実時間の10倍速
  • Simple IMF及びComplex IMFを作成可能と
Vantage Open Workflow

Post Producer アップデート

Avid「Media Composer」及び Adobe「Premiere」との連携、NEWBlueタイトラーに対応し、 タイトル・音声の差替え等、煩雑な作業も自動化できます。

Time Text Flip

4K対応のサブタイトルツールです。TTMC、VTT、SRT、MCC、SCC、PACなど幅広いタイトルに対応しています。

telestream

バーチャルグラフィックス

バーチャルグラフィックス Viz Virtual Studio

  • 5Kの大型LEDをグリーンバックの代わりにメインステージに設置
  • LED内カメラ連動による没入感を得られる新しい演出をステージデモ
  • NCam、MotionAnalysisやタッチパネルを使ったDeltatre連携紹介
バーチャルグラフィックス Viz Virtual Studio

クリエイティブワークフロー

リアルタイム・レンダリング・エンジン Viz Engine

  • AIMSメンバーとしてASPENコミュニティに参加
  • Matrox X.Mio3 IPを使ったIP出力に対応
  • J2K IP Output
  • ASPEN IP Output
  • SMPTE2022-6 In/Out

新ビデオサーバ Viz Engine Server NEW

  • Viz Ingest Server、Viz Playout Server(Videoのみ/Video+Graphics)の3種類
  • ビデオとグラフィックスをリアルタイムに合成しHD及びIP出力が可能
  • 最大HD 4chもしくは4Kを1出力に対応
  • XDCAM、DVCPro、ProRes、DNxHD、AVC-Intra、MPEG2 I-Frameサポート
  • ビデオボードはMatrox X.Mio3をサポート

クリエイティブツール Viz Artist

  • Photo realistic rendering (グローバルイルミネーション)
  • Cinema4D re-import
バーチャル・グラフィックス

ライブスポーツ

スポーツ解説用グラフィックス Viz Libero

  • Deltatre/OPTAとLiberoとの連携によるトラッキングやスタッツ連携
  • Live integration with Viz Engine
  • Remote Control API 自由なGUIで制御可能に

スポーツ実況用グラフィックス Viz Arena

  • 野球/クリケット/ホッケーを新たにサポート

バーチャル広告 Viz Eclipse ※参考展示

  • イメージベースのトラッキングによりコートサイドの広告を配信先毎に変更可能に
Vizrt

進化したDRS Novaに加え、Dailiesツール Cortex v3の展示をしていました。 NetflixとSonyに対応したIMF Packageを作ることができます。 また、SAMSUNGと共同開発したUpResもデモし、高品質アップスケールできることを大画面でアピールしていました。
さらにHDRにも対応し、DolbyモニターでHDR表示していました。HDR関連は、今後、楽しみな発表があるとの事です。

MTI Filmブース

Ultra4K Tool Box v2.1

  • HD、4Kの映像/音声信号で多彩なアナライズ機能を搭載
  • 用途のより選択可能な複数の画面レイアウトパターンを用意
  • 映像のキャプチャー時にアインシラリーデータも表示可能
  • 同じハードウェアでUltra4K Tool BoxとUltraXR(ウェーブフォームアナライザ)を稼働させることが可能
  • ウェーブフォームを使用することで、映像/音声の詳細の分析が可能
OmniTekブース

Southホールの入口からほど近い場所で、ステージもある大きいブースでした。 最新バージョンのv5を中心にステージデモや個別デモが盛んに行われていました。 v5では、旧Cashe-A LTOアーカイブシステムのユーザーインタフェースが、Platformサーバーと同一になり、 共有サーバーのデーターをLTOにアーカイブしたりリトリーブしたりすることが、自動TASKで行えるようになりました。 また、Premiere Panelにも対応し、Panelからの検索やトランスード指示が行えます。

ProMAXブース

昨年同様のブースサイズで、例年より少し入口側に寄った場所となっていました。展示プロダクトは、Manager+Agents、Media Shuttle、Flightで、ひっきりなしにデモが行われ、盛況でした。
Media ShuttleのCloudSpeXは、英BBCのDPP転送でかなり使用されているとの事でした。また、Media Shuttleの使用ストレージを設定する項目にAmazon S3やMicrosoft AzureといったCloudストレージも選択できるようになっており、オープンな企業姿勢を感じました。

SIGNIANTブース

お問合わせはこちら

TEL 03-3518-6273
E-mail sales@photron.co.jp

営業時間 9:00~18:00
(土曜・日曜・祝日、当社指定の休業日を除く)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
お見積り・お問合わせ

ショールーム見学、デモのお申込みも
お待ちしております。
TEL03-3518-6273 営業時間 9:00~18:00(平日のみ)

  • フォトロン 公式Instagram
  • フォトロン YouTube公式チャンネル

メールマガジン

製品のリリース情報やフォトロンのセミナー情報など海外メーカーの最新情報をお届けします。

メールマガジンお申込み